子育てをしていると、2人目が生まれてさらにイライラが増してしまった!
そう思っている人も多いのではないかと思います。
私は、2人目が生まれて直後から、1人目のお姉ちゃんにイライラすることが多くなりました。
どうにもならないこのイライラ。
今回は、私がこの子育てのイライラとどのように向き合ったかのお話です。
自分がやらねば!と責任感が強い人は、ぜひ読んでみてください。
子育てをしていたら、2人目でさらにイライラ
子育ては、2人目ができたらさらにイライラすることがたくさんだよ!
そんな風に聞いたことはありませんか?
私は1人目と5歳差で2人目を出産したのですが、出産前はママ友にそう脅されて、そこまで変わってくるの?怖い…と考えていました。
そして、いざ2人目を出産して2人の子育てが始まると、
言われていた通りだ!イライラがハンパじゃない!!!
と、絶望することになりました。
赤ちゃん返りのお姉ちゃんにイライラ
出産直後、まだ入院しているときのお姉ちゃんは、赤ちゃん可愛いねぇといってニコニコしていました。
それが、退院して私がほぼ赤ちゃんにかかりきりになると状況は大きく変わってしまいました。
「抱っこじゃなきゃヤダ!」と駄々をこねることがおおくなり、ずっと私の後をついてきます。
「赤ちゃんきらい!」と私から赤ちゃんを離そうとすることも多くなりました。
そのたびに夫が少しずつなだめてくれるのですが、私のイライラはピークに。
「赤ちゃんは何もできないのだから、仕方ないじゃない!」
でもこれはお姉ちゃんにはわからないことなので、言うのはぐっとこらえました。
この時期は、お姉ちゃんが近づいてきて私に触れることもストレスになるくらい、イライラが溜まっていました。
自分が産んだ可愛いお姉ちゃん。
こんな風に思うなんて…なんてダメな母親なのだろう。
出産後の体調も戻らず、寝不足で体はフラフラ。
でもお姉ちゃんのケアもしてあげたい。
だけど嫌になっている。
私のメンタルも限界でした。
あるとき、授乳しているから待ってとお姉ちゃんに話をすると、お姉ちゃんは大泣き。
「赤ちゃんなんて、おうちに来なければよかった!!!」
たくさん泣く彼女をなだめながら、お互い限界かもしれないなぁと感じていました。
1人目と2人だけでおでかけ
「2人目が生まれたら、1人目を優先しなさい」
親からも育児相談の保健師さんからも、言われた言葉です。
でも私には優先する方法がわからなかったし、できませんでした。
夫にも「お姉ちゃんが近寄ってくるのがなんだか嫌」と正直に話し、フォローしてもらうようにしました。
でも、このまま嫌な気持ちのままだとお互いに辛い。
そう考えて、2人だけで出かけてみることにしました。
もしかしたら、お姉ちゃんと2人だけならじっくり見てあげられるし、気分が変わるかもしれない。
出かけたのは、近所にある小さな水族館です。
珍しい淡水魚の水族館で、お客さんもあまり多くありません。
娘は大はしゃぎで、ママ!ママ!と何度も声をかけてくれます。
亀を触ったり、噴水で遊んだり、とても嬉しそうな様子を見て、こちらも楽しくなってきました。
そして、自然と優しい気持ちが生まれてきました。
あぁ、私には1対1が必要だった。
赤ちゃんは、命を守ってやらねばという意識が強くなります。
私にはその意識が強いのか、赤ちゃんが近くにいるとまず守る!という気持ちが出てしまっていたのです。
だから、赤ちゃんと離れてお姉ちゃんとだけ過ごすことで、じっくり向かい合うことができたのでした。
それからは、たまに夫に赤ちゃんを預け、お姉ちゃんと2人だけのおでかけをすることにしました。
「おでかけサイコー!」とゲラゲラ笑うお姉ちゃんは、赤ちゃんいらないと言うことはなくなりました。
子どもたちが大きくなることで少しずつ解決
赤ちゃんが大きくなり、1歳を過ぎた頃にはお姉ちゃんと2人で少しずつ遊べるようになってきました。
1歳は理不尽なので、お姉ちゃんのほうがよく泣かされていました。
「お姉ちゃんは大変すぎるよ~!!」と泣きながらも、妹が大好き。
ケンカして仲直りして、またケンカをしています。
私は、イライラすることがゼロにはなっていません。
時々ドカーンと爆発することもあります。
ですが、あの生まれた直後のどうしようもないイライラとは、離れることができました。
子どもたちが大きくなることで、自分の中の大きな、大きすぎる責任感が少し落ち着いてきたのかなと感じています。
イライラしてしまうのは、もう仕方ない。
けれど、それをぶつけないようにしながらうまくやっていきたいな。
日々このような考えで生活しています。
もちろん難しい時もありますが、この気持ちは持ち続けていきたいです。
まとめ
今回は、子育てで2人目が生まれてからのイライラについてお話ししました。
先輩ママに言われていた2人目が生まれたらさらにイライラするという話は、本当でした。
5歳になっても赤ちゃん返りをするお姉ちゃんに、どうしてもイライラしてしまいました。
現状をどうにかしたくて、お姉ちゃんと2人ででかけることで、赤ちゃん抜きであればじっくり見てあげられるという気持ちを思い出しました。
下の子が大きくなってくれば、自然とイライラが大きくなる回数は減ってきました。
時間が解決してくれたというお話になるのですが、今一番イライラしているというあなたも、必ず抜けだせるときが来ます。
今は仕方ないのだ!と、ちょっと肩の力を抜くことも必要なときかもしれません。