プロ棋士にはどうやってなる?子供を藤井聡太にするための費用と年収

将棋を指す手子育て

プロ棋士になる方法とは、簡単にいうと「奨励会のなかで4段になる」です。それって難しいの?と子供に聞かれたら、はい、とても難しい。というのが率直な意見です。

奨励会に入会するにも、そのなかで4段になるにも、同じレベルまたは格上の相手と対局を重ねて、成績を残さなければなりません。

でも、あまり知られていませんが、なかには年間獲得賞金等が、7,000万円以上のプロ棋士もいます!

藤井聡太さんの活躍で、子供からの人気が高まる将棋。少しでも将棋に興味があれば、プロ棋士を目指してほしいものです。さらに、プロ棋士を目指すなら、子供のうちから将棋をはじめるのがおすすめです。

今回は、プロ棋士になるための方法、プロ棋士の収入、プロ棋士になるまでの費用などを、日本将棋連盟の情報を参考にまとめました。

 

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プロ棋士になるまでの流れ

奨励会に入会する

まず「奨励会」というプロ棋士養成機関に入会する必要があります。これは、公益社団法人日本将棋連盟にあります。

この奨励会、毎年8月に1回だけ入会試験が行われており、6級から受験できます。ちなみに、6級はアマチュア3〜4段の実力とのことです。

受験には条件があって、6級は満15歳以下でなければなりません。また、プロ棋士から受験の推薦が必要です。

試験内容は対局が中心です。

・1次試験 筆記試験と他の受験者との対局5局

・2次試験 奨励会員との対局3局と面接試験

 

同じレベルまたは格上の相手と対局して、成績を残さなければならないので、奨励会に入会するのはかなり難関です。

奨励会に入る方法としてもう一つあるのが、日本将棋連盟の研修会に参加する方法です。ここで一定の成績をあげると奨励会へ編入できます。

ただ、研修会の一番下のクラスでもアマチュア2段程度のレベルとのことなので、研修会への参加も簡単ではないようです。

 

奨励会で4段まで昇段する

奨励会に入会した後ですが、3段までは同じ級・段のライバルたちと対局を重ね、規定の成績を残すと、昇級・昇段していく仕組みです。

3段から4段になるためには、年に2回行われる「3段リーグ」で1位か2位になる必要があります。これで晴れて「プロ棋士」となります。

常に同じレベルのライバルと対局して、良い成績を残さなければならないので、厳しい世界です。

ここで、注意しなければいけないのが「年齢制限」。満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグで4段になれない場合は、奨励会から退会になってしまいます。

 

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プロ棋士を目指すなら4〜5歳からはじめよう

日本将棋連盟では各地で子供将棋スクールを行っており、東京の場合は小学1年生から通えます。また、地域の将棋教室は4〜5歳からはじめられるところが多くあります。

将棋を習うと集中力や考える力はもちろん、昇級・昇段という達成感を味わうことができます。今活躍しているプロ棋士の多くは、小学生のうちに奨励会に入会しているようですし、年齢制限もあるので、はじめるなら早いに越したことはないようです。

 

プロ棋士になるための習い事から奨励会までの費用

子供の習い事として将棋を始めるとすると費用が気になります。

例えば、日本将棋連盟の子供将棋スクール(東京)の場合、

  • 入会金 5,000円
  • 月会費 7,000円

研修会や奨励会に進むと、さらに費用がかかります。

研修会の費用

  • 試験料 21,000円
  • 入会金 31,500円
  • 月会費 12,500円

奨励会の費用

  • 受験料 31,500円
  • 入会金 105,000円
  • 月会費 10,500円

※2020年8月現在

 

見事、小学生で奨励会に入会できたとしたら、思っていたより費用がかかります。でも、プロ棋士の収入を知ると、費用は惜しまず子供に頑張って欲しい!と思うはずです。

 

プロ棋士の収入

プロ棋士の主な収入は対局料と獲得賞金です。日本将棋連盟が公開している2019年獲得賞金・対局料ベスト10によると1位の豊島将之竜王・名人の獲得賞金・対局料はなんと、7,157万円!!ちなみに、豊島将之竜王・名人は1990年生まれの30歳(2020年8月現在)。

すごい!の一言です。

この他にも、メディアに出たりすると出演料なども入るでしょうから、プロ棋士として活躍できると、かなりの収入を得られるということです。さすがプロ、憧れますね。うちの息子は3歳なのでまだ少し早いですが、もう少ししたらぜひ将棋をやらせてみようと思います。

 

まとめ

プロ野球選手、プロサッカー選手、プロゴルファー、プロがつくものに簡単になれるものなんてないですよね。将棋は子供の知育にも役立つし、達成感も得られます。

子供が将棋に興味を持ったらチャンス!早いうちからプロ棋士目指して頑張ってもらいましょう。私も子供の習い事候補の1つに将棋を考えたいと思います。