仕事で働いて、子育てして家事をして、女性ってなぜ1人でこんなに忙しいの?
日々に追われてこんな風に感じている人もいるのではないでしょうか。
私ももともとはそう考えていて、ストレスがたまりっぱなしになっていました。
ですが、1人でやる必要はないと思ったら、少し見える景色が変わってきました。
今回はそんな私のお話です。
共働きの旦那が子育てに協力しない!とにかく毎日忙しい
働く女性の1日は、とにかく忙しいですよね。
私が頑張らなきゃ!と1人奮闘していた時の1日はこのような感じでした。
朝自分だけ先に起床。
弁当準備、子どもたちを起こす、夫をたたき起こす。
ダッシュで準備させて保育園へ送り出し。
残業できないので上司や同僚にペコペコ頭を下げながら保育園と学童保育へお迎え。
小学生の宿題チェック、お手紙チェック、夕飯、お風呂、歯磨きなどなど。
あぁ、気付いたら夜11時を過ぎている…。
あまりにも目まぐるしくて、平日はあっという間に過ぎていきます。
月曜日嫌だなぁ仕事行きたくないなぁなんて思っていたはずなのに、気付けば金曜日の夜。
さて、私は今週何をしていたのだっけ?
やりたいことがあったのに全然できなかったな。
子どもと向き合う時間がほとんどとれなくて悔しい。
仕事だって中途半端で、職場の人に陰で使えないって言われているのを知っている。
子供が熱を出して呼び出されるのはいつも私。
家の掃除がおろそかになって、汚い部屋でテンションも下がる。
夫は残業があるので一人ぼっちの夜。
ズーンと落ち込むことが多い日々でした。
こんなに毎日頑張っているのに、どうして報われないのだろう…。
共働きの旦那が子育てに協力しない!話し合いの結果。。。
このまま過ごしていたら潰れてしまう!
そう考えた私は、まず夫とじっくり話し合うことにしました。
まずは、朝くらい自分で早く起きてくれと伝えました。
小さい子供じゃないから、責任を持ってほしいと。
さらに、日々の家事内容を全部書いて、今これをやっているけれど減らせるものはないだろうかと相談しました。
もともとそこまで家事を目一杯やっていたわけではないので、減らせるものはあまりなかったです。
けれど、例えば下着類はたたまずにそれぞれのかごを作ってそのままそこにポイポイ入れる形にしたらどうか?など、家事の工夫を考えることができました。
子どもの早退についても、最終的には怒ってしまいました。
「いつも『俺は無理』っていうけれど、そうではなくお互い行けるように配慮するのが夫婦だ!」(これはもう話し合いではないですね)
どうして女性ばかりが頭を下げさせられるのでしょう。
これは社会的にもまだまだ課題があると思います。
ですが、自分達からでも変えていかないと何も変わらないと思い、保育園からの急病の電話は、最初に夫の携帯電話にかけるように変更しました。
そもそも共働きの場合、家事も育児も共同作業です。
ケーキ入刀は初めての共同作業かもしれませんが、日々の生活が共同作業なのです。
それがわかってもらえないともうどうしようもないですよね。
子が小学校に入ると、直接先生と話すことも少なくなるので必然的に学校からのお手紙が増えます。
これを全部チェックしてスケジュール確認するのだって私。
細かな判断を毎日毎日かさねていくと、頭がくたくたになるのですよ。
それをこんこんと伝えて、「子供のことを一緒に深く考え判断できる親になってほしい」と伝えました。
共働きの旦那が子育てに協力しない!少しずつ変わった夫
それからの夫は、劇的にではないですが少しずつ変化していってくれました。
まずは自分で少し起きられるようになりました。
そんなところからなの!と、これを読んでいる人から見ると思われるかなと恥ずかしいのですが…。
それまでは、自分のタイムマネジメントすらうまくできていなかったということなのですよね。
仕事ではやるのが当然のはずなのに。
でもそれを始めてくれたと思うので良かったと
感じています。
たまに起きられていない時は、疲れていると思って今も起こしに行きますけどね。
一番大きいのは、保育園の対応をなるべくしようとしてくれるようになったことです。
まだ3歳の娘は熱を出すことも多く、呼び出しが減りません。
夫が電話を受けられたときは、極力調整して迎えに行き、病院へ連れて行ってくれるようになりました。
「急に仕事を終了しなければならない大変さが、自分でやるようになって心の底からわかった。今までこんなことを全部やらせていてごめん。」
こうやって夫が声をかけてくれた時には、「そうだそうだ!今まで本当に大変だった!」という気持ちと、「わかってくれてありがとう。」という気持ちが一緒にやってきました。
仕事を行う時間は夫の方が多くなるため、家事は基本私がやっています。
ですが、それでもちょっと子どもが悩んでいて時間を取りたいときには先に夫に連絡して、家事を分担できるようになってきました。
「ママがお話を聞いてくれるから、安心する。」と娘が言ってくれた時には、あのとききちんと話し合って大正解だったと思いました。
長い時間をとってあげることは、共働きでは難しいと感じています。
仕事をしていればそれは当然のことだと思います。
「量より質」をモットーに子どもたちに寄り添っていける育児を夫と共同作業で行っていけたらと思っています。
まとめ
今回は、働く女性が感じる子育ての悩みについて、私の事例を紹介しました。
最初は、自分が頑張らないと1人でやり抜こうとしていました。
でもそれは限界がきて、もっと夫と「共同作業」として家事や育児を考えていこうとしました。
そうしたら、自分だけではわからない視点から変えることもできました。
少しずつですが夫と育児をしている実感が生まれ、心に余裕がでてきたところです。
これは私のお話ですが、あなたのおうちでこの中の1つでも参考になることがあれば嬉しいです。