サバ缶と玉ねぎの効果!組み合わせが最強な理由とは?

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サバ缶 くらし

明治時代に日本で缶詰が登場してからというもの、サバ缶は決してメジャーな缶詰ではありませんでした。

長い間、魚の缶詰と言えば、まぐろ・かつお類の「ツナ缶」。しかし、2011年頃からメディアに取り上げられることが多くなり、現在ではサバ缶は生産量でツナ缶を上まわるほどの人気缶詰となりました。

「ツナ缶よりも価格が安いのに、内容量が多い」「栄養豊富で体にいい」「味のバリエーションがある」など、もともとサバ缶がもっていたスター性がようやく人々に知られてきたといえるでしょう。

とはいえ、健康にいいことも知っているし、最近流行っていることも知っているけど、まだ、うまく生活に取り入れられていない、という方もいるのではないでしょうか。

サバ缶単品でも充分栄養豊富な食品ではありますが、他の食品と組み合わせて食べることで、より美味しく、より健康効果を増進することができます。

例えば、どこの家にもあるメジャー野菜の玉ねぎ。サバ缶と組み合わせることで健康効果倍増の期待ができます。サバ缶と相性のいい組み合わせ、効果を知って、スーパーフードサバ缶を使いこなしましょう!

 

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さば缶と玉ねぎの効果が最強!

サバ缶との最強の組み合わせ食材は、やはり、ずばり、玉ねぎです!

玉ねぎはサバ缶とそれぞれ違う成分ですが、同じような効能があります。それぞれが持つ優れた成分が互いに補い合い、効果を倍増するという最強の組み合わせなのです。

玉ねぎは血液をサラサラにする血行促進作用があります。また、抗酸化作用も強いのでアンチエイジング。骨粗鬆症の予防や、認知症の予防にも効果があることがわかってきました。

サバ缶の持つ、血液をサラサラにする働きや、豊富なカルシウム、脳を活性化する効果などと組み合わせて摂取することで、高血圧、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、骨粗鬆症、便秘などのさまざまな病気や症状の改善に相乗効果が期待できます。

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サバ缶と玉ねぎの効果的な食べ方

サバ缶と玉ネギにポン酢を混ぜて食べると、酢の疲労回復効果や腸内環境を整えたり、血糖値上昇を抑える効果も得られます。

また、玉ねぎとサバ缶を使ったカレーは血行促進作用がさらにアップします。

食物繊維の豊富なきのこや海藻類、血行促進などに効果のある納豆との組み合わせも効果的です。

美味しくて簡単なレシピもたくさんありますので、サバ缶を食べる時には、そういった食材との組み合わせを意識してみるといいでしょう。

 

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サバ缶の栄養素と効果

サバは栄養満点といわれていますが、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。

良質なたんぱく質

魚はタンパク質豊富な食品ですが、なかでもサバは良質なたんぱく質を効率的に摂ることができる魚といえます。余分な脂質が少ないので低カロリーで高たんぱく質。筋トレやダイエット中にもおすすめの食品です。

EPA、DHA

青魚に多く含まれる「油」EPA、DHA。これらは血液をサラサラにしたり、コレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。さらにDHAは脳や神経の機能を助け、脳を活性化させる働きがあるため認知症予防にも効果的です。

ビタミンD

サバにはビタミンも多く含まれていますが、特にビタミンDが豊富です。ビタミンDはカルシウムの吸収率を上げ、骨を丈夫にします。

 

生のサバでもこれらの栄養素は含まれているのですが、缶詰になることでさらにアップする栄養素もあります。サバ缶は調理したものを缶詰にしているのではなく、生のまま調味料とともに缶に詰めて熱処理されています。そのため、汁のなかに栄養やうま味がしっかりと残っています。

充分に熱を通しているため、骨もホロッと柔らかくなっており骨ごと食べることができます。カルシウムは生のサバの約43倍!成長期のお子様や骨粗しょう症のリスクが高まる高齢者にもおすすめです。

このように、生でも栄養豊富なサバを缶詰にすることで、さらに栄養がアップし、それを余すことなく摂取できるのが、サバ缶の魅力であり、スーパーフードといわれる理由なのでしょう。

 

缶詰は保存や味付けのために塩分量は多くなっています。特にサバ味噌煮缶は、塩分量が多いため、高血圧や心疾患、腎臓病などで塩分を控えたい場合は、生のサバを食べるか、味噌煮缶よりも水煮缶を選ぶようにしましょう。

サバ缶にはさまざまな種類がある

水煮や味噌煮だけでなく、レモンバジル味、トマト煮、オリーブオイル漬けなどさまざまな味、種類、そして、オシャレなデザインのサバ缶もよく見かけます。

先日、ちょっと珍しいハリッサ味のサバ缶を食べてみました。ハリッサとは唐辛子をベースにした地中海生まれの万能調味料だそうですが、そんなことは知らず、パッケージの可愛さに惹かれて買ってみました。

水で晒した新玉ねぎと混ぜ、味付けせずにそのままいただきました。かなりスパイシー刺激的!普段の食卓には並ばないような、ちょっと異国を感じさせる主役級のパンチある一品になりました。

 

 

まとめ

これほどまでに優れた効能がありながら、長い間缶詰売り場にひっそりと売られていたサバ缶。メディアに取り上げられるようになったきっかけは、東日本大震災だったとも言われています。津波の被害にあった缶詰工場の、瓦礫と泥の中から掘り起こされた缶詰。ボランティアがひとつひとつ綺麗に洗い、店頭にならべ寄付金を募り、支援金に充てるという出来事がありました。被災地を応援したい気持ちも後押しし、サバ缶のポテンシャルの高さが一時のブームではなく、今のサバ缶の人気を築き上げてきたのです。

栄養や効能もさることながら、さまざまなな味付けで、洋風にも和風にもアレンジできるサバ缶で、まだまだ楽しめそうです。

 

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