MLBオールスターゲームはメジャーリーグのナショナルリーグとアメリカンリーグによる対抗試合。ファン投票や監督推薦などにより選出された一流選手による一夜限りのドリームマッチである。
2021年は日本時間の7月14日午前に開催される
テレビ朝日 午前9時55分～12時45分
NHK BS1 午前8時00分～午後0時49分
2021年は大谷翔平をはじめ3選手が選出され楽しみな一戦となる。
この記事では、MLBオールスターゲームの日本人選手や注目の対決などについて解説する。
【２０２１】MLBオールスターゲーム選出の日本人選手
大谷翔平 （ロサンゼルス・エンゼルス）
- ・身長／体重 193cm／95.0kg
- ・生年月日 1994年7月5日
- ・ポジション 指名打者
- ・投打 右投左打
- ・出身地 岩手県奥州市
・今季成績 .279 33（打者） 4勝1敗（ピッチャー）
- ダルビッシュ 侑 （サンディエゴ・パドレス）
- ・身長／体重 196cm／100.0kg
- ・生年月日 1986年8月16日
- ・ポジション 投手
- ・投打 右投右打
- ・出身地 大阪府羽曳野市
・今季成績 ７勝３敗 3.09
菊池雄星 （シアトル・マリナーズ）
・身長／体重 183cm／91.0kg
- ・生年月日 1991年6月17日
- ・ポジション 投手
- ・投打 左投左打
- ・出身地 岩手県盛岡市
・今季成績 6勝4敗 3.48
大谷翔平は7月12日現在アメリカンリーグのホームラン数トップ。今季は長距離打者としての活躍が目立つ。MLB初の二刀流での選出。
大リーグ機構は10日、ダルビッシュ侑投手がけがによりオールスター出場辞退を発表。8日のナショナルズ戦で腰などの張りを訴え、早期降板していた。
またメジャー3年目で初選出されていた菊池雄星投手も11日に故障者リスト入りしており、球団公式サイトで出場登録から外れたことを発表。
【２０２１】MLBオールスターゲームのスターティングメンバ―
アメリカン・リーグ
（指）大谷（エンゼルス）
（一）ゲレロJr. （ブルージェイズ）
（遊）ボガーツ （Rソックス）
（右）ジャッジ （ヤンキース）
（三）ディバース （Rソックス）
（二）セミエン （ブルージェイズ）
（捕）ペレス （ロイヤルズ）
（左）エルナンデス （ブルージェイズ）
（中）マリンズ （オリオールズ）
（投）大谷 （エンゼルス）
ナショナル・リーグ
（遊）タティスJr. （パドレス）
（指）マンシー （ドジャース）
（三）アレナド （ロッキーズ）
（一）フリーマン （ブレーブス）
（右）カステラノス （レッズ）
（左）ウインカー （レッズ）
（捕）リアルミュート （フィリーズ）
（中）レイノルズ （パイレーツ）
（二）フレイジャー （パイレーツ）
（投）シャーザー （ナショナルズ）
【２０２１】MLBオールスターゲーム注目の対決
大谷は1番DHでスタメン出場が決定しており、ピッチャーとしても先発登板予定だ。日本人投手のオールスター先発出場は1995年の野茂英雄投手以来2人目。
ダルビッシュ侑投手の辞退により、大谷との対戦は実現しなくなったのは残念だが、他にも楽しみな対戦がたくさんある。
ピッチャーとしては、いきなりタティスJrと対戦。今年2月に14年360億円という破格の契約を結んだ。パワーとスピードを兼ね備え、40－40（４０本塁打、４０盗塁）を狙える22歳の若き逸材だ。
大谷の160キロ台後半のストレートとの真っ向勝負が見てみたいものだ。
バッターとしては、ダルビッシュの代役で急遽先発が決まったシャーザー。３度のサイヤング賞受賞と1シーズンに2度のノーヒットノーランを達成した実績を持つ。切れ味鋭いスライダー、緩急自在のチェンジアップに大谷がどう対応するか。
MLBオールスターゲーム日本人の歴史
ピッチャー
野茂英雄（ドジャース） 1995年
佐々木主浩（マリナーズ） 2001年、2002年
長谷川滋利（マリナーズ） 2003年
斎藤隆（ドジャース） 2007年
岡島秀樹（レッドソックス） 2007年
岩隈久志（マリナーズ） 2013年
上原浩治（レッドソックス） 2014年
田中将大（ヤンキース） 2014年、2019年
野手
イチロー（マリナーズ） 2001年～2010年（10年連続）
松井秀喜（ヤンキース） 2003年、2004年
福留孝介（カブス） 2008年