うっかり給油を忘れて気が付いたら給油ランプがついてた!
焦りますよね。
ちなみにガス欠になったとき、お金がない場合でも大丈夫。JAFの会員であれば無料で対応してくれますし、会員でない場合でも後払いが可能です。
料金は状況により変わりますが、一般道で昼間の対応であれば8380円です。(燃料費実費)
ガス欠になったら、落ち着いて対処することが大切です。
- まずは、ハザードランプをつけて、後続車などの周りの車との事故を防ぐことが大切です。
- そして可能であれば少しでも自動車が動くうちに、路肩に寄せておくことで追突事故を防止することができます。できれば、三角表示板を置いておくと、さらに安心してその後の対応ができますよ。
- 次にガス欠を解消するために、家族や友人、ガソリンスタンドなどに連絡をしましょう。
これらを覚えておくと、ガス欠になった時も落ち着いて対処できますよ。
ガス欠になった時の対応手順
自動車がガス欠になってしまい、もうほとんど動かないというときは、まずは起きてしまう可能性のある事故を防ぎましょう。
後続車がぶつかってこないようにハザードランプをつけて、「異常があって止まっています」という合図を出します。こうすることで、後続車はガス欠のあなたの車を上手に避けて通ってくれますよ。
そして、なるべく路肩に寄せるか、安全な場所まで自動車を動かすことが必要です。完全に止まってしまったけれど、近くに安全な場所があるときには、自力で押して自動車を移動することもできます。
ギアをニュートラルに入れて、自動車から降りて押すという方法があります。
運転席側のドアを開けて、Aピラーという柱を押すと簡単に動かせますよ。
次にその時や場所にあった適切な場所に連絡しましょう。
連絡先としては、近くのガソリンスタンド、任意保険のロードサービスなどがあります。家の近くや職場の近くなどであれば、家族や友人に連絡をして手伝ってもらうのもいいですね。
ガソリンスタンドの場合は、ガス欠になったと事情を話すとガソリンを持ってきてくれる場合があります。対応していないガソリンスタンドもあるので、電話で確認するのがいいかもしれませんね。
任意保険に入っていれば、ほとんどの自動車保険でロードサービスは無料でおこなってくれます。保険会社によって違うので、事前に確認しておくといいかもしれませんね。今すぐに使いたい場合は、コールセンターに連絡して確認しましょう。
高速でガス欠になったら
高速道路でガス欠になり停車した場合、道路交通法第75条の10(自動車の運転者の遵守事項)の違反となり、高速自動車国道等運転者遵守事項違反となってしまいます。原則2点加点され、普通車で9,000円の罰金が科せられることになります。
給油ランプが点灯してから走行できる距離は最低でも50kmは確保されています。 これは高速道路のSA、PAのガソリンスタンドが約50kmごとに設定されているからです。高速道路で給油ランプが点灯したら慌てず次のPA,SAで給油しましょう。
万が一高速道路でガス欠になったら速やかに路肩によせハザードランプや三角表示板、発炎筒などで後続車に合図してください。その後はガードレールの外側など安全な場所に避難します。
避難後はJAF等のロードサービスに応援を要請しましょう。
プリウスがガス欠になったら
プリウスのガソリンランプが点滅するのは、ガソリンの残りが約6.4L以下になったときです。
点滅するだけではなく、警告のブザー音もなります。ガソリンランプが点滅したら、速やかに燃料を補充するようにしましょう。
ちなみに燃費28㎞/lで計算すると、ガソリンランプが点滅してから、約179km走れる計算です。
ガソリンが無くなりそうなときは、EVドライブモードで数百~2km程度は走行できます。ただしバッテリーが上がる可能性がある点は注意が必要です。
ガス欠になったら車のダメージは
ガソリンが残り少ないことが分かっていても、仕事で急いでいたり時間がなかったりすると、給油が後回しになってしまいますよね。気が付いたらガソリンメーターがガス欠に近いEの近くを指していて、焦ってガソリンスタンドへ…ということもあるかもしれません。
ガソリンメーターがEの近くを指すと給油ランプがつくので、この給油ランプを給油の合図にしているという方も多くいらっしゃいます。給油ランプがついてからも、車種によって変わりますが50kmほどは走行ができます。
しかし、ガソリンスタンドが見つからないなどでしばらく走ると、異変が現れます。
エンジンの回転数が上がらないため、いつもと違う音がして、スピードが出ないという症状が出てきます。また、エンジンから普段感じない振動を感じることもあります。このような現象を放っておくと、エンストしてしまうのでそうなる前に安全な場所に車を移動させましょう。
ガス欠を繰り返すと、車にダメージを及ぼします。特に燃料ポンプ、インジェクター、バッテリー、スターターモーターなどの寿命が短くなる可能性があります。また、ガス欠時には燃料のパイプラインからもガソリンがなくなってしまいます。そのためスターターやバッテリーにも不可がかかります。
まとめ
ガス欠になった場合は、車を安全な場所に移動させて、後続車に知らせるためにハザードランプをつけましょう。しかし、できるだけガス欠を起こしたくはないものです。ガソリンメーターをこまめにチェックすることでも、ガス欠を防ぐことはできるので事前に気をつける習慣もつけていきたいですね。