砂肝って、買ってきてなんとなくそのまま使っているけど、
下処理はしたほうがいいの?
下処理はどこまでやる?
牛乳で臭みを取る方法は?
この記事では気になる、
砂肝の下処理は必要?どこまでやる?牛乳で臭みを取る方法も解説!
についてまとめました!
砂肝 下処理 必要?
砂肝は胃の一部で臓物のひとつですが、レバーなどとは違い、血抜きや臭みとりなどの手間のかかる下処理は必要ありません。
表面についた血の塊や黄色い脂肪などを軽く水で洗い、銀皮と呼ばれる青白い膜をカットすればOK。
とはいえ、下処理しなければ食べられない、というほどのことでもありません。
銀皮の部分が硬くて食べづらいので下処理したほうが美味しく食べられる、ということなのです。
ですが、これには好みもあり、硬いところがコリコリしていて、それが美味しいと感じる人もいます。
白い部分にはコラーゲンがたっぷり含まれており、捨ててしまうのはもったいないとも言えます。
焼く、炒める、揚げる場合には硬くなりやすいので下処理をした方が良いようです。
お酢と一緒に煮込んだり、圧力鍋を使うなど調理の仕方によっては、下処理しなくても柔らかく美味しく食べることもできます。
また家族に子供やお年寄りがいる場合は柔らかい方がいいので下処理をした方がいいかもしれません。
どちらにしろ、下処理をしないと食べられないとか、美味しくない、というものではありません。
調理方法や好みによって下処理なしでも美味しく食べられますので、いろいろと試してみるといいかもしれませんね。
砂肝 下処理 どこまで
砂肝の下処理のメインは銀皮を取り除くことです。
「下処理をしない」という場合でも、そのままではやはり食べにくいので、銀皮を取り除く以外の処理はした方が良いでしょう。
砂肝の下処理手順
砂肝の下処理(銀皮を取り除く作業)をする、しないに関わらず調理のまえに水洗いはするようにしましょう。大きな汚れやぬめりなどを落としておくというひと手間で仕上がりに差が出ます。
実と青白い部分の境目に切り込みを入れて手で引っ張っても取れますし、竹串や指で剝くように取り除くこともできます。
半分に切るだけでもいいですし、スライスしたり、縦に数本切り込みを入れたり、フォークで穴を開けてもいいでしょう。切り方で食感なども変わりますので、調理方法や好みで変えましょう。
銀皮の救済レシピ
銀皮を取り除く際、包丁で削ぐのがいちばん早くできますが、赤身の部分も削れてしまうためロスがたくさん出てしまいちょっともったいないですね。
検索すると、捨ててしまう銀皮の救済レシピもたくさん出てきます。
片栗粉をまぶして唐揚げにしたり、ごま油で炒めて塩コショウしたあと仕上げにレモン汁をかける。など、簡単なコリコリのおつまみとして再利用するのもいいでしょう。
砂肝 下処理 臭み
新鮮なものほど臭みは少ないので、きれいな赤色の新鮮なものを選ぶと良いでしょう。
とはいえ、新鮮でも臭みがまったくないわけではないので、気になる場合は臭みとりをしましょう。
臭みをとるには下処理をしっかり行ったうえで、牛乳を使う方法が簡単で確実です。
臭みのとりかた
欲張って1時間以上漬けこんでしまうと、逆に牛乳臭くなってしまうので30分くらいにしておきましよう。
牛乳臭さも気になるようであれば、水洗いした後、料理酒を少量振りかけておきます。
臭みをとる方法としては、他に
・塩コショウで下味をつけておく
・にんにくと一緒に炒める
・生姜醤油で和える
などの方法も簡単にできます。