ブロッコリーは緑黄色野菜の一つで栄養も豊富です。100g食べると1日に必要なビタミンCが摂れます。
また、葉酸やビタミンE,ビタミンK,カリウム、食物繊維などたくさんの栄養素が含まれていて野菜の中では栄養価の高いものといえます。
ですので、ブロッコリーは普段から摂りたい食品の一つですが、食べすぎには注意が必要です。
私も大好きなブロッコリーですが、実は食べすぎると体臭がきつくなるのです。でもブロッコリーは栄養も豊富なので、適度な量を食べるようにしたいですね。
ブロッコリーを食べすぎると体臭がきつくなる理由
ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜の一つです。ブロッコリーを食べすぎると体臭がきつくなるという原因は、このアブラナ科に含まれている“コリン”です。
適量を食べている分には、このコリンも消化してきちんと分解できます。でも、食べすぎてしまうと、コリンの分解が追い付かずに体臭になってしまいます。
コリン特有の臭いというのは、どのようなものでしょう。それは、魚が腐ったような生臭い体臭と言われています。
そして、汗と一緒に排出されてしまうので、運動後に“うっ…!!臭い!”という事態になってしまうのです。これは、想像しただけでイヤな気分になりますね。
そしてそれが、自分から発してしまうかもしれないとなると、それはもう、対処したいですね。6時間程度は体臭が持続するようなので、食べるタイミングには気を付けたいと思います。
体臭がきつくなるブロッコリー摂取量はどの位?
ブロッコリーは緑黄色野菜の中でも、特に抗酸化作用があると言われるビタミンCが豊富な野菜です。
では、どの位の量を食べると良くないのでしょうか。個人差はありますが、体臭が強くなるのは1キロほどを食べたらという事のようです。
ブロッコリーって、どの位で1キロになるのでしょう?私はブロッコリーが好きでよく食べます。
まとめてレンジでチンして3房ずつに小分けして冷凍しておき、いつでも食べられるようにしています。1食に小分けした3房のブロッコリーを一つ食べています。これは多いのでしょうか?
ブロッコリー1株は約350~450gです。ブロッコリー1株の茎を抜いた大きさは約115g、大きな1房は30gほど、中サイズの1房では20g、小サイズの1房では10gほどのようです。
1日の摂取の目安としては、8~10房あたりが適量です。ですので、私が食べていた3房は大丈夫のようで安心しました。
ただ、アブラナ科の野菜はブロッコリーだけではありません。キャベツやダイコン、ハクサイ、ブロッコリースプラウト、カリフラワー、小松菜、チンゲン菜など、スーパーで売っている多くの野菜がアブラナ科の野菜だったりします。
ブロッコリーに限らずアブラナ科の野菜の食べすぎには注意が必要です。ですが、アブラナ科の野菜は栄養価も高く、ぜひとも摂りたい野菜です。
1日の野菜の推奨摂取量は350g以上と言われています。日本人は1日の野菜摂取目標になかなか達していない現状の中、1キロの野菜自体食べるのは相当大変です。
ブロッコリー3株を一度に食べる、10株分のブロッコリーの房を一度に食べるなど常識の範囲ではまず食べないですよね。
ですので、ブロッコリーの食べすぎで体臭がでることは、普通に食べている限りはないと言えます。ですので、むしろ適度に摂取をしていただきたいです。
体臭以外のブロッコリーの食べすぎによる影響
体臭以外で気をつけたいのが、体への影響です。ブロッコリーには、甲状腺の機能を整えるヨウ素の吸収を妨げる物質が含まれているのです。
甲状腺機能低下症と診断されているかたは気をつけないといけません。そうでなければ、1キロ以上食べなければ問題はないので、安心してブロッコリーを食べてほしいと思います。
まとめ
ブロッコリーを食べすぎると体臭がするのは本当です。ですが、普通に1食量を食べている分には全く問題はないようです。
ブロッコリーは抗酸化作用など、体によい栄養素がたくさん入っていますので、むしろ毎日の食事に取り入れたい緑黄色野菜の一つと言えると思います。