突然視界の隅に入る、あの黒光りするゴキブリ。
見つけてしまったガックリ感と、戦わねば!という勇気が心の中で行き来します。
できるだけ、出会いたくない存在ですね。
家の中にゴキブリを寄せ付けない方法はあるのでしょか。
ゴキブリが初めて出 た!まずは毒エサを置いてみる
ゴキブリ対策に最強なのは、ゴキブリの巣ごと駆除できる毒エサです。
ブラックキャップやコンバットなどがおすすめです。屋外用と室内用がありますからどちらもおきましょう。
屋外では、侵入しそうな場所(玄関付近、窓際、ベランダ、換気扇付近など)や住処付近(プランター、室外機など)に設置します。
室内では、キッチンやトイレ、洗面台の下などの隙間などよく出る場所に設置します。また排水管の隙間から侵入することがありますので、隙間を塞いだうえで、念のため毒エサを設置します。
掃除をした後に毒エサを置いていきますが、毒エサは食べてもすぐには死なないです。徐々に弱って死んでいき、その死骸を食べたゴキブリにも効果があります。
卵を持ったメスが毒エサを食べれば、その卵にも効果があります。
私の家は、犬も熱帯魚もいるので、燻煙タイプはできません。でも、置くタイプの毒エサを置くようになってから、ここ数年ゴキブリの姿は見ていません。
ゴキブリが好む場所を知る
ゴキブリは衛生的にも良くないですし、見つけた時には駆除しておきたいです。でも、見つけた1匹を駆除しても終わりではありません。1匹見つけると100匹はいるだろうからです。
その巣を撃退しなければ、駆除にはなりません。ゴキブリが巣を作りやすい場所は、温かく湿度のある場所です。冷蔵庫や電子レンジの裏、ゴミ箱や段ボール、食器棚や調味料入れ、ブレーカーの配電盤などに集まりやすいです。
こう見ると、ゴキブリが好む場所はキッチンに多いですね。冬でも温かく、暗く、エサとなる食べ物もあるのでゴキブリにとってキッチンは豪邸なのでしょう。少しでもすき間があると入り込みます。3mmの隙間で入ってくるのです。だからといって、タンスや食器棚を締めきってばかりも良くないです。定期的に風通しし、湿気をなくすことも必要です。
また何かに使えるかもしれないと、ため込みがちな段ボ-ルですが、段ボ-ルの空間はゴキブリにとって快適空間になってしまいます。ゴキブリの好みそうな、湿気があり暗くて温かい場所は、こまめに掃除しましょう。
ゴキブリを目撃したら
壁を這っているのを見つけたら、どうすれば良いでしょう。雑誌や新聞紙を丸めて叩き潰すことは避けた方が良いようです。つぶれることで、菌が巻き散ってしまう可能性があるためです。
殺虫スプレーをかけて、紙などで包んでビニール袋に入れしっかりと結んで捨てます。私は、殺虫スプレーも犬がいるので使いたくないため、ゴキブリ用の冷却スプレーをかけて凍ったところをたくさんの紙で包んでビニール袋にいれます。
外で殺虫剤を袋の中にかけて縛って、家の外のゴミ箱に捨てています。できるだけ、出会いたくない相手ですが、出会ってしまった時は腹を決めて戦いましょう。
ゴキブリの卵とフンの見分け方
ゴキブリの卵は1cm程度で小豆位の大きさで黒いカラに包まれています。その中には、最大50匹の子ゴキブリがいます。恐ろしいですね!産んだ卵をしばらくお腹にくっつけておき、温度や湿度の高いところを選んで産み付けます。
ゴキブリのフンは、最大で2~3mm、黒ゴマのような見た目です。
独特な悪臭がするのですが、このフンには菌がたくさん付いているので素手では触らずに手袋をして駆除します。その後、駆除した場所はアルコール消毒をしておきます。
アレルギーや病気の原因にもなるので吸い込まないようにマスクも必須です。
ゴキブリが嫌う環境とは?
ゴキブリが嫌う環境を徹底的に作ることです。毒エサを置いておく、忌避剤を使うのは効果があります。玄関や窓の側に、ハーブを置いておくのも効果があります。
また、侵入経路をふさぐことも大切です。玄関や窓の開けっぱなしをしない、サッシの隙間は塞ぐ、使用していない時期のエアコンは専用のフィルターでふさぎます。
まとめ
人間を直接攻撃してくることはないですが、菌を媒介しているため不潔な虫です。できるだけ出会わなくて済むように、こまめに掃除をして清潔にしておくことが一番です。
それでも、わずかなすき間があれば外から侵入してきます。毒エサを置いておいたり、風通しを良くして湿気を取り除いたり、できる対策はしておきたいですね。