イチゴの白いカビは食べても大丈夫?カビの原因や予防法は?

イチゴくらし

冬のおとずれと共に店頭に並ぶイチゴ。華やかな香りと甘酸っぱくてジューシーな味覚で大人から子供まで人気の果物です。

しかし、いざ食べようと思ったらいつの間にかカビが生えていた!という経験をされた方も多いでしょう。折角買ったイチゴを捨てるのはもったいない!白いカビがちょっとだけ生えてる位なら洗えば大丈夫かな?なんて思ったことないですか?

ここでは、イチゴにカビが生える原因や予防法、食べても大丈夫?などの疑問について考えていきます。

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イチゴのカビは食べても大丈夫?

結論から言うとイチゴにカビが生えてる場合は食べないようにしましょう。

一般的にうどんこ病や灰色カビ病に侵された野菜は食べても人体には影響はあまりないといわれています。ただし、植物自体が病気に対抗して毒素を生成している可能性がありますし、カビが発生している野菜は他の病原菌にたいする抵抗力も弱まって腐敗が始まっている可能性も高いので食べないほうが無難です。

 

・表面のカビを取り除いても、中まで菌糸が根を張っている。

・カビが発生しているパック内の他のイチゴは見た目カビが発生していなくても、菌が付着している可能性が高い。

・耐熱性のカビもいる。

 

以上のことから、カビが発生しているイチゴは食べずにパックごと処分するのが一番安全といえるでしょう。

 

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イチゴのカビの原因

イチゴのカビの原因は大きく分けて二つ考えられます。

栽培過程でかかった病気

・うどんこ病

うどんの粉のような白いカビが生える病気。乾燥・多湿いずれの環境でかかりやすい。5月~11月ころ。

・灰色カビ病

果実全体に灰色のカビが密生する。20℃前後多湿のときに発生しやすい。12月~4月ころ。

 

収穫後の環境の変化

収穫後の配送時や保存環境での急激な温度変化、振動などによる傷などからもカビが発生してしまいます。買った来たらなるべく衝撃を加えないように丁寧に扱いましょう。

 

イチゴのカビの種類

 

白色のカビ

うどんこ病とよばれる植物の病気です。学名 Sphaerotheca aphanis (Wollroth) Braun var.aphanis (糸状菌 子のう菌類)。糸状でふわふわした綿あめみたいな形状をしているカビです。きゅうりやトマトなど多くの野菜にみられる病気です。

 

灰色のカビ

灰色カビ病と呼ばれる植物の病気です。学名 Botrytis cinerea Persoon (糸状菌 不完全菌類)。果実全体が褐変し、灰色のカビが密生します。

Botrytis cinerea(ボトリティス・シネレア)は、ブドウに付着すると極甘口の貴腐ワインの元となる貴腐ブドウを造り出します。このボトリティス・シネレアが一定の条件で発達したものが「灰色カビ病」と呼ばれます。

 


これ以外にも、食品に発生するカビは青カビ、黒カビ、赤カビなど様々な種類があります。中には真菌症という感染症を発生させるものや、カビ毒(マイコトキシン)とよばれる毒素を生成し食中毒やガンを発症することもあります。

知識のない人が色や見た目だけで有害無害を判断するのは難しいでしょう。

 

イチゴのカビを防ぐ方法

カビが発生しやすいいくつかの条件があります。

1.酸素

カビは酸素のあるところ(好気性)でのみ発育可能です。包装された菓子などに脱酸素剤が入っているのは菓子の酸化防止とともに、カビや一部の好気性細菌の発育を抑制するためです。

2.温度

一般にカビの発育可能温度は5~45℃で、冷蔵庫でも徐々に増殖します。しかし。最適温度は15~30℃の範囲であるため、この範囲を避けることである程度発育を抑制できます。

3.水分

食品中の水分はその形態から結合水と自由水に分類されますが、そのうち微生物が繁殖に利用できる水は自由水だけです。自由水の量が少なければ増殖できなくなり、逆に多くなれば増殖しやすくなりなす。食品中の自由水の量を水分活性という単位(自由水が多いほど1.0に近づく)で表わすことができます。大部分のカビは0.80前後以上で発育しますが(細菌は0.90以上で発育可能)なかには好乾カビは0.65でも発育可能です。そのため、種類によっては乾燥穀類、小麦粉でも発育するときがあります。

4.水素イオン濃度

カビの多くはpH 3~9で発育可能です。よく発育するのはpH 4~6の範囲で、弱酸性を好むものが多いようです。

5.栄養分

カビの発育には当然栄養分が必要です。食品のカビは食品成分そのものが栄養となるためカビが発育すればするほど食品は劣化します。

引用:株式会社 東邦微生物病研究所 (総合衛生研究所 ティ・ビー・エル) https://www.toholab.co.jp/info/archive/1550/

 

イチゴはとてもデリケートな果物です。取り扱いは慎重にしないとすぐに劣化してしまします。

購入してきたら、パックから取り出し、他の密閉できる容器に、重ねないように保管しましょう。

また温度変化にも弱いので常温に長時間置かないことや、カビは水分を好むので水洗いして保存しないなどの対策をしましょう。

 

まとめ

イチゴの保存期間は冷蔵庫で1週間程度と言われています。ただし、イチゴは柔らかく傷みやすいのも事実です。適切な保存方法を実践してせっかく買ったイチゴが食べる前にダメになったなんてことがないように気をつけたいものですね。

 

・カビが発生したイチゴはパックごと廃棄が無難。

・重ねて保存しない。

・常温に放置しない。

・水洗いは食べる直前。