この記事は次のような方におすすめです。
- 引っ越しや衣替えで、いらない服を処分したい。
- いらない服を売って少しでもお金に換えたい。
- 捨てるのは心が痛むけど、費用はかけたくない。
いらない服の処分を無料で行う方法を服の種類や状態別にご紹介します。
ブランド品や未使用に近いもの
商品価値が高いものは、捨てるより売って現金に換えるほうが得策です。
リサイクルショップ
リサイクルショップに買い取ってもらいます。高く買い取ってもらうコツとしては事前に洗濯しアイロンかけしておくなど良い状態にしておくことです。また売るタイミングとしては、これから需要が見込めるシーズン前に持ち込むのが良いでしょう。
店頭買取・・・お店に直接持ち込みます。対面で査定してもらうためトラブルになりにくくすぐ現金化できますが、やや安めに値付けされます。
出張買取・・・自宅に引き取りに来てもらいます。引っ越しやクローゼットの整理など大量に処分したいときにおすすめです。自宅にいながら査定、支払い、運び出しまでお任せできます。費用負担の有無や査定金額の目安など事前に確認するとよいでしょう。
宅配買取・・・自宅でいらない服を梱包・配送します。自宅にいながら処分でき、やや高めに値付けされますが、発送に手間がかかる、買い取り不可の商品がある、また現金化に時間がかかるなどのデメリットがあります。買い取り不可商品の返品送料が無料かどうか確認しましょう。
フリマアプリ
ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリなどを使って直接ユーザーに販売します。レアな商品によっては高値で売れる場合がありますが、出品に手間がかかる、トラブル時の対応などが必要になります。
フリーマーケット
地域で開催されるフリーマーケットに参加して販売します。ノンブランド品含め、大量に売りたいときにおすすめです。比較的高値で売ることも可能ですが出店料が3000円~程度かかりますので、元が取れるかよく検討しましょう。準備の手間はかかりますが人と話すのが好きな方にはお勧めです。
ノンブランド品でまだ使用できるもの
ノンブランド品など売っても微々たる金額にしかならないけど、まだ十分使えるものは再利用で活用しましょう。
リサイクル
近年サステナビリティー(持続可能性)に取り組むファストファッションのお店が増えてきています。
ユニクロ
お店に設置してあるRE.UNIQLO回収ボックスに持ち込みます。ただしユニクロで購入した商品のみ対象となります。衣料支援先によい状態で届けてもらうために、洗濯してきれいな状態にして持ち込みましょう。またポケットに貴重品等が入ってないか確認しましょう。
ユニクロは店舗で回収した服をリユースし、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界中のNGO・NPOとともに、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けています。また、リユースできない服は燃料や防音材として加工しリサイクル。さらに、最近では新たな取り組みとして、ダウン商品を皮切りに「服から服へのリサイクル」も推し進めています。
引用:https://www.uniqlo.com/re-uniqlo/
H&M
いらなくなった服を袋にまとめて、お店に設置してあるリサイクルボックスに持ち込みます。特徴は衣類の種類やブランド、状態を問わないこと。たとえ靴下片方や着古したTシャツ、古いシーツなどでもOKです。また、持ち込んだ袋1つにつき1枚クーポンが貰えます。
衣類回収プロジェクトとは 要らなくなった服や布地を(状態やブランドに関係なく) H&Mのお店に持ち込めば、 H&M のパートナー企業 I:CO がそれを回収し、 様々なカテゴリーに分類します。 これが洋服が埋立地に埋まることを無くし資源を守ることにつながります。リウェア: まだ着られる衣類は古着として販売されます。リユース: クリーニングクロスなど、 別の製品に変えられます。リサイクル: 織物繊維に変えられ、 断熱材や製品を生産するための新しい糸などに利用されます。アップサイクル/リメイク: 付加価値を付け、 元の衣類と同等またはそれ以上の価値を持つ新しい製品を生産するために利用されます。
“引用:https://about.hm.com/ja_jp/news/general-2017/hm-bring-it-campaign.html
寄付する
NPO法人などを通して海外の恵まれない子供や次に大切にしてくれる方に寄付します。
ジャパンハート
洋服や古着、小物やバッグなどを寄付できます。まずネットから査定申し込みをします。最短当日中にダンボールが送られてきますので、いらない服を詰めて発送します。2~3日中に査定結果が通知されますので金額を設定して寄付します。もし査定結果が不服の場合は送料無料で返品にも対応しています。多少のシミやキズなど使用に問題なければ寄付できます。下着や水着、子供服は寄付できません。
劣化がひどく使用できないもの
汚れや破損など使用ができないものは、ごみとして処分しましょう。
燃えるゴミとして出す
各自治体指定の曜日に合わせて燃えるゴミと一緒に処分しましょう。
資源ごみとして出す
引っ越しや衣替えなどで大量のいらない服をすぐ処分したい場合は、自治体の資源ゴミ回収サービスを利用しましょう。ごみの減量・資源の有効活用にも貢献できます。まずはお住まいの自治体に回収サービスをおこなっているか確認してみましょう。
まとめ
- ブランド品や未使用に近い服はリサイクルショップなどで販売する。
- 売れないが再利用してほしい服は寄付する。またお店が近くにあれば販売店の回収ボックスを利用する。
- 再利用できないものは、自治体にゴミとして出す。または資源ゴミ回収サービスを利用する。