爆弾低気圧はなぜ冬にできる?通過するときは交通障害や体調不良にも注意!

大雪雑記

低気圧とは、急速に発達する温帯低気圧のことで、冬に発生することが多いです。気圧が急激に低下することにより、悪天候となる恐れがあります。爆弾低気圧が通過するときに気をつけることについても調べてみました。

 

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爆弾低気圧はなぜ冬に発生する?

 

爆弾低気圧は、寒気と暖気がぶつかりやすい冬の日本海付近や本州の東海域で多く発生します。どうして冬に発生することが多いのかというと、低気圧を発達させるために必要なジェット気流が、冬から春にかけて強く吹いているからです。

 

簡単に説明すると、ジェット気流が渦をつくり、渦の中心に向かって空気が吸い上げられることにより、中心の気圧はどんどん低くなります。ジェット気流の勢いが強いと、それだけ吸い上げる力も強いので、急激に気圧が低くなってしまう、という仕組みです。

 

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爆弾低気圧とは

 

夏から秋にかけてのゲリラ豪雨や台風のニュースがおさまったと思ったら、冬は爆弾低気圧で暴風雪に注意、という言葉をよく耳にするという方も多いのではないでしょうか。

 

爆弾低気圧とは、冬に発生することが多い急速に発達する温帯低気圧のことで、台風などの熱帯低気圧は含まれません。

 

気象庁では現在、爆弾低気圧という言い方ではなく、「急速に発達する(した)低気圧」などと言い換えるように推奨されているようですが、ここではわかりやすいように爆弾低気圧とします。

 

爆弾低気圧の定義

 

爆弾低気圧の定義は、【温帯低気圧の中心気圧が24時間で 24 × sinφ/ sin60° 以上、下がる(φ:緯度) 】とされています。つまり、24時間以内に温帯低気圧の中心気圧が急速に下がった場合に、爆弾低気圧と判断される場合が多いということです。

 

爆弾低気圧が通過するときに気を付けること

 

爆弾低気圧が通過する地域は、暴風や大雪に気をつけなければなりません。ゲリラ豪雨のような雨量がそのまま雪となって降ってくる、とイメージすると、雪に慣れている地域の人もさらに警戒が必要ですね。さまざまな被害に備えて事前に対策するようにしましょう。

 

車にチェーンを巻く男性

雪があまり降らない地域でも、爆弾低気圧の影響で雪が積もる場合もあります。路面が凍結する可能性がありますので、車にはスタッドレスタイヤかチェーンの準備をしておきましょう。歩く場合も、スノーブーツの方が安心です。

 

気温が氷点下になると、水道管が凍結し、最悪の場合破裂する恐れがあります。断熱材を巻く、夜中も少しずつ水を出しっぱなしにしておくなどするといいでしょう。たまった水は生活用水として使えば無駄もありません。

 

大雪が予想される場合は、品物の流通が滞ることもあるので、食料や飲料水、石油などのストックを前もって確認しておきましょう。停電などに備えて、懐中電灯や暖をとるための使い捨てカイロ、カセットコンロなども準備しておくといいでしょう。

 

爆弾低気圧は体調の変化にも注意

頭痛で頭を押さえる女性

低気圧が近づくと「気象病」といって頭痛や眠気、古傷が痛むなど、体調不良になってしまう場合があります。

持病で欠かさず薬を飲んでいる人は、多少余裕をもって用意する必要があります。

 

気象病とは

気象病は、気温や気圧の急激な変化によって起こる。

私たちの体には、周囲の環境が変わったときに体内の環境を保とうとする力(ホメオスタシス)が備わっている。その力を管理しているのが、いわゆる「自律神経」だ。自律神経には体を緊張状態にする「交感神経」と、体を緊張から解放してリラックスさせる「副交感神経」の2種類がある。

たとえば、寒いときには鳥肌が立ったり血管が収縮したりする。これは、交感神経が活発に働いた結果であり、体温を外に逃さないようにする効果がある。一方で暑いときには、血管が広がり、皮膚の表面から体内の熱を逃がしている。これは、副交感神経が活発に働いた結果だ。

こうして、外が寒かろうが暑かろうが、体温はおおむね36度台に保たれる。

同様に、低気圧が近づいて気圧が急激に変化したときにも、自律神経が体内環境のバランスを取ろうとする。

しかし、気温や気圧の変化が急すぎると、自律神経の働きが追いつかなくなることがある。すると、体内の環境がうまく保たれず、さまざまな不快な症状があらわれる。これがいわゆる「気象病」である。

引用:https://www.businessinsider.jp/post-209144

 

まとめ

爆弾低気圧は、冬に発生することが多い温帯低気圧で、通過する地域は大荒れの天気となることが多いです。

雪があまり降らない地域でも積雪や凍結の恐れがありますので天気予報をこまめにチェックし、なるべく外出を控えることがいちばんの安全対策です。やむを得ず出かける場合も、歩幅を狭くして歩く、普段よりスピードを落として運転する、時間に余裕を持って行動するなど、十分気をつけるようにしましょう。

爆弾低気圧が通過するときは自宅で安静に過ごし食料や燃料などは数日~1週間くらいストックしておくと安心です。