掃除の中でも、特に風呂掃除って面倒ではないですか?
浴室は狭い空間にも関わらず、浴槽、床、壁、天井と掃除をするべき箇所はたくさん。
しかも、面倒だからと放っておくと、すぐにピンク汚れができたりカビが生えたりしてしまいますよね。
そしてさらに掃除が大変になるという、負のループにはまりがちな場所です。
そこで、「やっぱり嫌でも毎日掃除するしかないか…。」とため息が出てしまうあなたにぜひ知ってほしいのが、風呂掃除が手抜きできるようになるコツです。
ぜひ今から紹介する5つのコツを知って、風呂掃除をラクに簡単にしてしまいましょう。
なお、カビが生えてしまった時の簡単な対処法も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お風呂にカビが生えないための5つのコツ
今からご紹介する5つのコツは、できるだけ本格的な風呂掃除をしなくてもいいようにする、手抜きできるようになる日々のコツです。
これだけをやっておくと、風呂掃除が格段にラクになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
浴室に置く物は浮かせて保管する
シャンプーやトリートメント、ボディソープ、洗顔石鹸、風呂洗い洗剤、子どものおもちゃなど、浴室に置いているものはたくさんありますよね。
それらは大体、浴室にある棚に置いていると思います。
ですが、棚に置いていると、その物と棚が接している箇所に細菌やカビが繁殖する原因になります。
繁殖してしまうと、その部分を掃除しないといけなくなりますよね。
ですので、棚には物を置かないようにしましょう。
掃除しなくてはいけない場所を減らすという発想です。
では物はどうやって置けばいいのか。
わたしが実際にしている方法ですが、すべて物は浮かせて保管しています。
浴室には物干し竿がセットできるようになっているのですが、吊るせるものは物干し竿に吊るしています。
子どものおもちゃも、穴の開いたバスケットにまとめて入れて、S字フックを使って吊るしていますよ。
または、何度でも貼れるシートフックのようなものも販売されています。
吊るす場所がない時には、市販のものを浴室の壁に貼ってフックを作り、利用するのも方法です。
浴槽にはった湯はすぐに抜く
浴槽にはった湯はそのままにしておくと、湯垢がついてしまいます。
お風呂に入った時にザラっとした肌触りが気持ち悪いですし、湯垢がつくとこすり洗いをする必要ができてきます。
ですので、浴槽にはった湯は、最後に湯に浸かった人が、浴室から出る際に抜きましょう。
そうすると、湯垢は最低限つかず、掃除がラクになります。
使用後、浴室全体に水をかける
細菌やカビが繁殖する原因のひとつに、浴室内に石鹸カスが残っていることが考えられます。
目には見えなくても、浴室の床や壁などに細かい石鹸カスがついています。
細菌やカビが繁殖すると、掃除が大変になるのは言うまでもありません。
ですので、浴室から出る際には、浴室全体にシャワーで水をかけ、石鹸カスを洗い流しておきましょう。
ちなみに、かけるのはお湯ではなく、必ず水です。
カビがもっとも発生しやすいのは25℃前後と言われています。
もし浴室全体に約40℃の自分が使ったままの設定温度のお湯をかけてしまうと、そのお湯が冷めていく過程でカビが生えてしまいかねません。
ですので、シャワーの設定を水にすることを忘れないようにしましょうね。
浴槽はすぐに洗う
先ほど、浴槽にはった湯はすぐに抜くことをご紹介しましたが、湯を抜いた後はできるだけ浴槽をすぐに洗いましょう。
ちなみに、湯垢は最低限しかついていないはずなので、使う洗剤はこすり洗い不要の吹きかけるタイプの洗剤だけで充分です。
わたしがいつもやっているのは、以下の手順です。
1.浴室から出る時に浴槽の栓を抜きます。
2.浴室から出てタオルで体を拭き、パジャマを着ます。
3.パジャマが着られた頃には浴槽の湯はすべて抜けているので、浴槽にこすり洗い不要の洗剤を吹きかけます。
4.洗剤は少し時間をおく必要があるので、もう一度浴室から出て、その間に化粧水や乳液などで顔を整えます。
5.その後再び浴室に入って、浴槽の洗剤をシャワーで洗い流して浴槽の掃除完了です。
このように手順として文字にすると、浴室と外とを行ったり来たりしないといけないので面倒のように思えますが、実際やってみるとそこまで手間ではありません。
浴槽の掃除がこれだけで終わるので、とても効率的ですし簡単なのですよ。
浴室を乾燥する
カビは湿気の多いところで繁殖しやすくなります。
カビを繁殖させないためにも、浴室は使用する時以外は常に乾燥した状態にしておきましょう。
窓がある浴室であれば窓を開けて、浴室乾燥機がある浴室であれば乾燥のスイッチを押すのを忘れないようにしましょうね。
お風呂にカビが生えてしまったら
風呂掃除が手抜きできるようになるコツ5つをご紹介しました。
コツを実践すれば、本格的な風呂掃除は特に必要ありません。
ですが、それでもカビが生えてしまうことってありますよね。
そんな時には、見つけたらすぐに対処しましょう。
カビ掃除が大嫌いなわたしがいつもやっている、簡単な対処法は以下のとおりです。
1.塩素系のカビ取り洗剤と食品用のラップを準備します。
2.カビの生えてしまった箇所に洗剤を吹きかけ、その上にラップをかぶせます。
カビと洗剤を密着させるイメージです。
3.約30分おいてからラップを取り、シャワーで洗い流して完了です。
生えたばかりのカビであれば、この方法で充分落とせますよ。
残念ながらこれでも取れない頑固なカビの場合は、シャワーで洗い流す前に使い古した歯ブラシなどでこすってから洗剤を流すといいですよ。
まとめ
今回は、風呂掃除が手抜きできるようになる5つのコツと、カビが生えてしまった時の対処法をご紹介しました。
ポイントは、掃除しなくてはいけない場所を極力減らすということです。
細菌やカビが生える場所を作らないようにしたり、湯垢が極力つかないようにしたりと気を付けましょう。
また、万が一カビが見つかったらすぐに対処するようにしましょう。
掃除全般が大嫌いなわたしがいつもやっていることなので、きっと誰でもマネできますよ。