洗濯表示の英語がわからない!ISOの洗濯マークを正しく理解しよう

洗濯物家事

日本では2016年まで、日本工業規格(JIS)という独自の規定で決められた洗濯表示がありました。シャツやアイロンの形はおなじみでしたね。

でも国際標準規格(ISO)へ統一するために、2016年に日本の洗濯表示も新しいものに変わったのです。それまではなかったタンブル乾燥の仕方も加わり、より実際的になりました。

洗濯表示の英語表記がわからなくても困らないように国際標準規格(ISO)の洗濯マークをしっかり覚えたいですね。ここでは新しい洗濯表示とその対処法をご紹介しましょう。

 

私はかなりの慌て者で、以前子どものウール100%のカーディガンを洗濯機で洗い、さらに乾燥機に入れてしまったことがありました。取り出したカーディガンは見るも無残に縮んで全く着られませんでした。ちゃんと洗濯マークを見ればよかったのに、と悔やまれましたね。

 

スポンサーリンク

洗濯表示の英語がわからない!|洗濯マークの基本は5つ

旧表示に慣れている人にとってはちょっと戸惑うこともありますが、新表示の基本に慣れてしまえばそんなに難しくはありません。

新表示の基本は、「家庭洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロ」「クリーニング」の5つです。

1つずつ例を挙げて説明致しましょう。

家庭洗濯(wash)

このマークは液温が30度を限度として弱い洗濯ができることを示しています。

  • 下線がないときは標準の洗い方でOK。下線が2本ならば、非常に弱い洗濯が可能。
  • 手のマークがあるときは手洗いのみ可能。
  • ✕印の時は家庭での洗濯は不可を表します。
手洗いマークがあるとき、洗濯機と使っていいか迷うことはありませんか?
手洗いマークがあるときの詳しい洗濯方法について知りたい方は次の記事を参考にしてください。手洗いマークは洗濯機で洗っても大丈夫?失敗しない洗い方まとめ

 

漂白(bleach)

これは漂白できるが、酸素系のみOK。塩素系漂白剤は不可を表します。

  • 三角形のみならば酸素系も塩素系漂白剤も使用可能です。
  • ✕印は、漂白剤は使用禁止です。

 

乾燥(dry)

このマークは60度までの低温タンブル乾燥が可能なことを示します。

  • 点が二つだと80度までの高温タンブル乾燥ができます。
  • ✕印ならタンブル乾燥は禁止です。

 

このマークがあるときは自然乾燥では吊り干しが適当です。

  • 斜線がある場合は日陰に吊り干しします。
  • 縦線が2本ならば濡れ吊り干しが適しています。

 

横線がある場合は平干しが適当です。

  • 斜線入りなら日陰干し
  • 横線2本ならば濡れ平干ししましょう。

 

アイロン(iron)

このマークがあるときは110度までの低温スチームなしのアイロン処理ができます。

  • 点が2つならば中温150度までのアイロンかけが可能です。
  • 点が3つならば高温200度までのアイロンかけOKです。
  • ✕印はアイロン不可です。

 

クリーニング(cleaning)

全ての溶剤でドライクリーニングの通常処理ができます。

  • 下線があるときは弱い処理のみ可能。
  • 円の中にFのマークがあるときは石油系溶剤のドライクリーニング可能。
  • さらに下線があれば、弱い処理のみ可能。
  • Wのマークの時は、ウエットクリーニング可能です。
  • ✕印ならクリーニング処理は禁止です。

 

参照:消費者庁ホームページ

 

スポンサーリンク

洗濯表示の英語がわからない!|洗濯マークの✕印はやらない

洗濯表示は一つ一つ見てみるとそれほど難しくないですね。
新しく衣類を買ったときには洗濯表示を見て、家庭で洗濯できるのか、干すときの注意やアイロンの温度など確かめておきたいですね。

最低限✕印のついている項目だけはやらないように気を付けましょう。

また家で洗濯できるものやアイロンがいらない衣類が欲しいときは、まず洗濯表示を見て、該当するものを選ぶのが賢明ですね。

 

私も以前、素敵なブラウスを見つけて買いました。ところが毎回アイロンかけをしないと着られないことが分かり、面倒で着るのがいやになり、引き出しにしまったままになってしまいました。そんなことなのないようにしたいものですね。

 

洗濯表示の英語がわからない!|洗濯マークで迷うときは?

洗濯表示がしっかりしていて誰が見てもわかるときはいいです。ところが、表示がすれていたり、取れてしまった場合もありますね。特にお気に入りの外出用だったら困りますね。

そんな時はクリーニングに出すときに、プロの方に相談するのがいいですね。クリーニング屋さんは手触りや布の状態を見て判断してくれます。

長年着たダウンコートをクリーニングに出そうか迷っていた時、専門家の方が「それなら家でも洗えますよ。」と言ってくれました。その通りに手洗いしたところ、元通り真っ白になりました。

 

綿入れのはんてんは洗えないものと思っていましたが、知人の布団屋さんに「はんてんはしつけをすれば洗っても大丈夫ですよ。」と言われました。時間はかかりましたが、とてもきれいになりました。

 

まずは洗濯表示をよく確かめること、それでもわからないことは専門家のアドバイスをいただくことがコツですね。

 

英語の洗濯表示一覧

wash

Do not wash 水洗いしないでください
Machine wash 業務用または家庭用洗濯機で洗濯し、すすぎ、遠心脱水してください
Boiling 最高液温95℃
Very hot 最高液温70℃
Hot 最高液温60℃
Hand hot 最高液温50℃
Warm 最高液温40℃
Cool 最高液温30℃
Cold 常温
Home launder 家庭用洗濯機による洗濯
Hand wash 最高液温40℃で手洗いのみしてください
Separately 単独、又は同じ色物と一緒に洗ってください
Small load 洗濯物の量を洗濯機の推しょう負荷より少なくしてください
wash inside out 保護のため製品を裏返して洗濯してください
Do not use soap 石鹸を使用して洗濯しないでください
Do not soak 洗濯前に製品を水又は洗液中浸せきしないでください
Mechanical action normal 機械的作用を「普通」にしてください
Mechanical action reduced 機械的作用を「弱」にしてください
Mechanical action much reduced 機械的作用を「より弱」にしてください
Warm rinse 最高液温40℃ですすいでください
Cool rinse 最高液温30℃ですすいでください
Cold rinse 常温水ですすいでください

bleach

Do not bleach 漂白剤を使用しないでください
Chlorine bleach 塩素系漂白剤を使用してください
Do not chlorine chlorine 塩素系漂白剤を使用しないでください
Use non-chlorine chlorine 非塩素系漂白剤を使用してください(酸素系漂白剤又は還元漂白剤を使用してください)

dry

Tumble dry タンブル乾燥機を使用してください
Tot 乾燥機を最高温度に設定
warm 乾燥機を中温に設定
Cool 乾燥機を低温に設定
Permanent press article 乾燥機をパーマネントプレス製品用の温度に設定
No heat 乾燥機を昇温せずに働くよう設定
Remove promptly 乾燥後は、直ちに取出し、たたむか又はハンガーへかける
Do not tumble dry 乾燥機を使用しないでください
Drip dry 絞らずに吊り干ししてください
Line dry 吊り干ししてください
Do not Line dry 吊り干ししないでください
Dry in shade 影干ししてください
Dry away from heat 直熱から離してください
Dry flat 平干ししてください
Re-shape(block) to dry 湿っている間に当初の寸法に形を直してください
Smooth by hand 湿っている間に手でシワを除き、縫い目や縁取りをまっすぐにしてください
Dry without delay 直ちに乾燥してください

iron

Hot iron 高温約200℃に設定
Warm iron 中温約150℃に設定
Cool iron 低温約110℃に設定
Do not iron アイロン掛けをしないでください
Iron on reverse side only 裏側からアイロン、又はプレスしてください
Do not steam 蒸気(スチーム)をあてないでください
Steam only 接触加圧せずに蒸気をあててください
Steam press or steam iron スチームプレス又はスチームアイロンを使用してください
Iron damp アイロン掛けをする前に製品を湿らしてください
Use press cloth あて布を使用してください
Use press cloth, dry 乾いたあて布を使用してください
Use press cloth, damp 湿ったあて布を使用してください

cleaning

Dry clean , normal articles 普通の有機溶剤を用いて、営業ドライクリーニングを行うか、セルフサービスの機械でドライクリーニングを行って、タンブル乾燥し、形を回復させてください
Professionally dry clean or commercially dry clean only 専門業者によるドライクリーニングのみを行ってください
No steam 形を回復させるために蒸気を使用しないでください
Sensitive articles 溶剤、機械的作用、処理時間、水分添加量、乾燥温度、蒸気による回復または仕上げ方法をある程度制限してドライクリーニングしなければならない
Tumble at reduced temperature 高温のタンブル乾燥を避け、低温でタンブル乾燥してください
Do not tumble dry セルフサービスのドライクリーニングを避けてください
Do not dry clean ドライクリーニングできない製品です

 

まとめ

日本の洗濯表示は2016年に国際標準規格(ISO)に統一されました。

ISOの洗濯表示は「家庭洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロ」「クリーニング」のやり方を具体的に表示しています。

洗濯表示を守れば衣類はきれいになり、トラブルも回避できます。わからないときは素人判断をせずに専門家に尋ねましょう。洗濯表示を有効活用していつも快適な衣類を身に着けていたいものですね。