2020年の夏はコロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスを保てるキャンプやコテージでの宿泊に人気が集まりました。
これからの寒い季節、インフルエンザなども心配ですし、人混みは避けたいということから、お出かけ先に苦心することがあると思います。
そんななか最近注目を集めているのが「グランピング」
施設はテントやコテージ等様々ですが、キレイで設備が整っており、食事などの準備が不要という画期的なアウトドア体験ができます。
寒い時期のアウトドアは敬遠しがちですが、「グランピング」であれば、冬でも快適にアウトドアを楽しめます。また、冬にしかできない体験を子どもと一緒に楽しめるのも魅力の一つです。
では、冬に楽しむ「グランピング」について、魅力や施設の一例をご紹介します。
冬におすすめ!寒くないグランピング施設
冬のグランピングで心配なことは、何といっても「寒さ」ですよね。
すべてのグランピング施設で防寒対策が十分されているわけではないので、事前によく確認することをおすすめします。
それでは、防寒対策が充実しているグランピング施設の一例をご紹介します。
伊勢志摩エバーグレイズ
アメリカのリゾートにいるようなグランピングが体験できる「伊勢志摩エバーグレイズ」は、カヌー付きのキャビンやアメリカンバーベキューなど、非日常的なバカンスが楽しめます。
冬は、保温効果のあるテーブルヒーターが用意されていて、防寒対策もバッチリ。シーズンごとに様々なイベントが開催されるので、子どもと一緒に楽しめます。
公式HP http://www.everglades.jp/
星のや富士
コンクリート造りのキャビンは年中快適に過ごすことができます。薪ストーブを備えたキャビンもあり、モダンな空間でグランピングを楽しむことができます。
また、グランピングマスターが一人一人にあったおすすめの森遊びを提案してくれるので、アウトドア初心者にもおすすめです。
食事はジビエが一年中楽しめたり、気分に合わせて屋外と屋内どちらでも素晴らしい食事が楽しめます。
公式HP https://hoshinoya.com/fuji/
冬のグランピングの魅力
夏のキャンプでは味わえない体験が冬のグランピングでできる場合があります。
美しい星空観察
住宅街や都会に住んでいる子どもたちは、星空を目にする機会が少ないかも知れません。グランピングでは明かりが少ないうえに、特に空気が澄んでいる冬は星空がとてもきれいに見えます。冬の星座を探したり、流れ星を待ってみたり、親子で満天の星空を楽しめます。
薪ストーブ
薪ストーブがあれば、木を割って運んだり、火をおこしたりと、親子でできる作業がいろいろ。また、現代では火で暖を取ることがないため、火のぬくもりや暖かさを感じることは、子どもにとって新たな体験となります。
静かでひんやりした空気
ひんやりした空気も魅力の一つです。静かな自然の中をお散歩するだけでも、日常にはない気持ちよい空気を感じて、五感が研ぎ澄まされ、自然の中の小さな変化や気付きが得られるはずです。
グランピングとは
グランピングとは「グラマラス(魅力に満ちた)」+「キャンピング」
一般社団法人日本グランピング協会によると、グランピングは2005年頃に欧米で生まれた言葉で一気に浸透しました。日本では2015年頃から様々な施設がオープンして急速に人気が高まっています。
私が子どもの頃は、キャンプといえば過酷なイメージ。
天気によって左右されやすく、キレイとは言えない共用トイレにシャワーなし。地面が冷たくて寝袋を敷いてもなかなか眠れなかった記憶があります。
しかし「グランピン」は全く違います。
キャビンと呼ばれる宿泊施設は、1棟ごとに家具をはじめトイレやバスを完備していたり、食事はBBQセットが用意されているなど、いたれりつくせり。
アメニティも用意されていて、手ぶらで行ける施設も多くあります。
まさに、グラマラスなキャンピングですよね。
また、寒さ対策もされている「グランピング」は年中楽しめるものになっています。子どもと一緒に冬のアウトドア体験をするにはとてもおすすめです。
まとめ
寒くなると家にこもりがちだったり、人混みが不安だったりします。
ですが、グランピングならソーシャルディスタンスも保てるし、冬ならではのアウトドアは子どもにとってとても貴重な体験です。
従来のキャンプは冬には向かないイメージがありましたが、グランピングなら防寒対策がしっかりされた施設も様々あっておすすめです。
今年の冬は子どもと一緒にグランピングに挑戦してみてはいかがでしょうか。