【ポケモンだーれだ】公式が病気?「上から見たプリン」を超える理不尽クイズ5選

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SNSのタイムラインを眺めていると、時折流れてくる衝撃的な画像があります。真ん丸な円のシルエットに対し、正解が「上から見たプリン」であるという、あの伝説のクイズです。

「これ、コラ画像でしょ?」「公式がこんな理不尽なことするわけない」

そう思ったあなた。甘いです。実はアニメ『ポケットモンスター』の歴史において、公式スタッフは視聴者に対し、数々の「無理ゲー」とも言える理不尽なクイズを出題してきました。

動画配信サイトで全話を確認するのは骨が折れますよね? そこで、アニポケ・ウォッチャーである私が、画像とツッコミだけでサクッと笑える「伝説の理不尽回」を厳選してまとめました。明日の飲み会やSNSでの話題作りに、ぜひお役立てください。

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まずは基本から。伝説の「上から見たプリン」は実は…?

「上から見たプリン」。あまりにも有名なこの画像ですが、実はこれ、CMの前後に入る「アイキャッチのクイズ」ではないことをご存知ですか?

このクイズが登場したのは、アニメ第56話「ポケモンけんていしけん!?」というエピソードです。この回では、サトシたちが「ポケモン検定試験」という筆記テストを受けるシーンがあり、その試験問題の第1問として出題されたのが、この理不尽なシルエットクイズでした。

試験官が「だーれだ?」と問いかけ、自信満々に「ビリリダマ!」と答えたサトシに対し、正解発表で「上から見たプリン」という斜め上の回答が叩きつけられます。この時、サトシは「ふざけるなー! そんなのわかるかー!」と激昂し、試験官に詰め寄ろうとしました。

つまり、「上から見たプリン」というネタは、視聴者だけでなく、主人公であるサトシさえもブチ切れさせた、作中公認の理不尽問題なのです。この文脈(コンテキスト)を知っていると、ネタとしての味わいがさらに深まります。

正解させる気ゼロ! シルエットが「ただの丸」な無理ゲーたち

「上から見たプリン」は作中のネタでしたが、実際のアイキャッチ(ポケモンだーれだ?)においても、スタッフの悪ノリは遺憾なく発揮されています。特に視聴者を困惑させたのが、「シルエットが丸すぎて区別がつかない」という難易度崩壊パターンです。

以下の表をご覧ください。これらは全て、実際に放送されたシルエットクイズです。

 

難易度崩壊! 丸いシルエットクイズ3連発

放送回 シルエットの特徴 正解のポケモン 理不尽ポイント
第33話 炎の背景に、完全な「黒い円」。 ビリリダマ ヒント皆無。マルマインでもゴースでも、なんならタマタマの1個でも通じる形状。
第95話 ほぼ円形だが、周囲にうっすらとガスのようなモヤがある。 ゴース 「ガスがあるからゴースだ!」と思いきや、ただの背景エフェクトの場合もあるため油断できない。
第116話 画面いっぱいに広がる巨大な円。 マルマイン ビリリダマとの違いは「大きさ」だけだが、シルエットではサイズ感が伝わらないため判別不能。

特に第33話のビリリダマは伝説級です。背景の炎エフェクトと相まって、「爆発寸前の何か」であることは分かりますが、それを特定する術は視聴者にはありません。正解発表を見た当時の子供たちが、「わかるか!」とテレビの前でツッコミを入れた姿が目に浮かびます。

もはやポケモンですらない。「変化球」すぎる珍問・奇問

シルエットがポケモンであればまだマシです。時には「ポケモンだーれだ?」というコーナー名の根底を覆すような、ルール違反の変化球が投げ込まれることもありました。

1. 正解は「ロケット団」

ある回では、奇妙な形のシルエットが表示されました。新種のポケモンか? と思いきや、正解は「変装して重なり合ったロケット団(ムサシ・コジロウ・ニャース)」でした。
「だーれだ?」と聞かれて人間が出てくる展開は、まさに公式によるルールブレイキングです。ポケモン図鑑を必死にめくって正解を探した子供たちの純真さは、ロケット団の悪事によって踏みにじられました。

2. 正解は「メタモン(に変身したピカチュウ)」

第174話などで見られたのが、メタモンに関するひっかけ問題です。シルエットは完全にピカチュウの形をしています。誰もが「ピカチュウ!」と答えるでしょう。
しかし、正解発表で明かりがつくと、そこには「顔が点(・_・)になっているピカチュウ」が映し出されます。正解は「ピカチュウに変身したメタモン」でした。シルエットでは表情が見えないという盲点を突いた、非常に性格の悪い(褒め言葉)出題です。

【結論】: もしクイズで「丸いシルエット」が出たら、「上から見たプリン」と答えておけば、ウケが取れます。なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、正解がビリリダマだろうがマルマインだろうが、この理不尽な出題に対しては「ボケて返す」のが、我々視聴者に残された唯一の対抗手段であり、共通言語となっているからです。この知見が、あなたの飲み会での成功の助けになれば幸いです。

なぜこんなことに? 初期アニポケの「フリーダムすぎる」制作背景

なぜ、国民的アニメであるポケモンで、このような理不尽なクイズが許されたのでしょうか?

その理由は、これらの「神回」の多くがアニメ初期(無印編・カントー地方)に集中していることにあります。当時はまだ「ポケモンのブランドイメージ」が現在ほど厳格に固まっておらず、制作現場には「面白ければ何でもあり」という実験的でフリーダムな空気感が漂っていました。

スタッフたちは、限られた制作時間の中で、いかに視聴者を驚かせ、楽しませるかに全力を注いでいました。その結果生まれたのが、これらの「悪ノリ」とも取れる理不尽クイズです。今ならSNSで炎上案件になるかもしれませんが、当時はそのおおらかさが、アニメ『ポケットモンスター』の爆発的なエネルギーの一部となっていたのです。

まとめ & CTA:このネタ、明日の話題にどうぞ

今回紹介した「理不尽クイズ」は、単なる放送事故ではなく、制作スタッフの遊び心が暴走した結果生まれた「愛すべき歴史」です。

  • 上から見たプリンは、実は試験問題だった。
  • ビリリダマのシルエットは、ただの丸だった。
  • ロケット団メタモンなど、変化球も多彩だった。

このトリビアは、ポケモン世代の友人との会話や、SNSでの話題作りに最適です。「上から見たプリン」の画像を見かけたら、ぜひ「これ、実はサトシもキレてたんだよ」と語ってみてください。きっと、当時を懐かしむ笑いが生まれるはずです。

[参考文献リスト]

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