便秘の種類と見分け方|タイプ別の効果的な改善方法

お腹に手を当てる女性くらし

「カラダからのお便り、受け取っていますか?」健康のバロメーターともいえる、便。毎日とっても快調です!という人もいれば、

不快な便秘症状にたびたび悩まされている人もいるでしょう。一言で「便秘」といっても症状や原因はひとつではありません。便秘もいくつか種類があります。自分はどんな種類の便秘なのかを知ることで、より効果的に改善できるかもしれません。

例えば、食後にお腹が痛くなったり、丸くて硬い便が出る、なんてことありませんか?心当たりがあれば、けいれん性便秘かもしれません。けいれん性便秘の場合、ストレスが原因のことが多いので腸を刺激しない方がいいのです。

このように、便秘の症状や原因から、種類の見分け方をご紹介していきます。カラダからのお便り、しっかり受け止めていきましょう!

 

 

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便秘の種類と見分け方

急性便秘

 

それほど苦しくはないけどお腹が張る

一過性便秘と呼ばれる一時的な便秘です。生活環境の変化や、ダイエットなどでの食事の変化、睡眠不足などで普段と生活リズムが変わったときに起こりやすくなります。生活リズムが整ってくれば自然に治っていきます。

 

経験したことのない痛みや違和感がある。血や粘液が混じった便が出る。

生活は何も変わっていないのに、突然便秘になる。極端に細い便や厚みのない平らな便が出ることもあります。激しい腹痛や嘔吐を伴う場合が多く、腸ねん転や腸閉塞などの病気の可能性があります。病院で相談しましょう。

 

慢性便秘

 

運動不足で疲れやすい。太くて硬い便が出る。

腸全体の働きが悪く、便を送り出せない「弛緩性便秘」かもしれません。便秘のなかでも頻度が高く、女性や高齢者に多い便秘です。食物繊維不足や、水分不足、運動不足、腹筋が緩んでいることで、腸の働きが悪くなっています。太くて硬い便が出たり、お通じがあっても残便感がありスッキリしません。食物繊維たっぷりの食事をしたり、お腹のマッサージなどをして腸のぜん動運動を促すことが大切です。

 

便が硬く排便時に肛門が痛むことがある。便意があるのに我慢をすることが多い。

朝、慌ただしくてトイレに行く暇がない。痔の痛みでトイレに行くのを我慢している。など、便意はあるのに、我慢したり、トイレに行きそびれたりすることで、便が溜まってしまいます。また、日常的に水分をあまり摂らなかったり、便秘薬をよく飲んだりしていませんか?長期的に便秘薬を服用することでも、腸の働きが鈍くなってしまいます。長い間溜まった便は水分が抜け硬くなります。食物繊維や水分をしっかりとり、毎日食後にトイレに行くようにしましょう。出なくても続けることで、排便リズムができてきます。

 

食後にお腹がいたくなる。丸くて硬いコロコロ便が出たり時々下痢が続くこともある。

大腸の動きが不規則になり、便秘と下痢を繰り返したりする「けいれん性便秘」かもしれません。原因は主に精神的ストレスや環境の変化など。まずはストレスを取り除くこと。薬に頼り過ぎたり、いたずらに腸を刺激しないようにしましょう。

 

生活習慣を改善しても一向に良くならない。経験したことがない痛みや違和感を感じる。

激しい腹痛や嘔吐があったり、極端に細い便や、厚みのない平らな便が出る。血や粘液が出ることがある場合は要注意です。大腸ガンやポリープにより腸管が細くなり便の通りが妨げられていたり、子宮筋腫の病巣が大きくなり腸管を圧迫して便秘になるケースもあります。いずれも病気が原因ですので、症状が長引く場合は一度病院で相談しましょう。

 

 

日頃から、便の色や硬さ、においなどを観察しておくと、体の変化に気づきやすくなります。カラダのサインを見逃さないようにしましょう。

 

 

 

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便秘とは?

健康な状態であれば、便通は毎日あるものです。3日以上便通がなかったり、便通があってもスッキリしない状態を便秘といいます。しかし、便秘の明確な定義はなく、便通の回数よりも出た後にスッキリするかどうか、ということの方が重要です。数日に1回だけど、スッキリ出るなら便秘ではありません。また毎日出ているけど、いつも残便感があるなら便秘といえるでしょう。

便秘に悩んでいる女性は多く、特にホルモンバランスの影響で生理前に便秘になるという場合が多いようです。便秘により、腹痛や腹部膨満感、食欲不振などの症状があったり、肌荒れや肩こりなどのさまざまな影響が出ていることも少なくありません。

 

 

まとめ

体の不調には必ずしも病名がついてるわけではなく、病気とはみなされないこともあります。病気未満な状態を「未病」と言います。不調の段階でケアしておけば病気にならずに済む場合もあります。日常生活のなかで、ストレスや疲れ、ちょっとした不調というのは誰にでもあります。未病のうちに生活習慣を少しでも整えることができれば、快適な状態に戻せることもあるのです。

毎朝、トイレに座り、自分の体と向き合う。1日のうち5分でも10分でもそういう時間をとることも健康維持のためには必要かもしれません。スッキリと便通があった日は、もっと喜んで自分を褒めてあげてもいいのではないかな、と思います。