人気少女コミック「宇宙(そら)を駆けるよだか」が、Netflixで実写ドラマ化。明るくて可愛い高校生のあゆみは、ある日、容姿に悩む同級生の然子と姿が入れ替わってしまう。自分の体、そして大好きな彼を奪われてしまったあゆみだったが…。
この記事では、ドラマ・宇宙を駆けるよだかのあらすじやキャストと感想についてお伝えします。
ドラマ・宇宙を駆けるよだかのキャスト
キャストは大変豪華で、ダブル主演となったのは、ジャニーズWESTの重岡大毅さん、そしてもう一人は同じくジャニーズWESTの神山智洋さん。また、ヒロイン役として抜擢されたのが、富田望生さんと今をときめく女優、清原果耶さんです。
原作は漫画であり、漫画自体も三巻完結と短く読みやすいものになっています。
ドラマ・宇宙を駆けるよだかのあらすじ
水本公史郎と小日向あゆみ、そして重岡大毅さん演じる加賀俊平は幼なじみであり、いつも一緒にいる仲良し三人組でした。
あゆみは容姿も家庭環境にも恵まれており、順風満帆とも言える生活を送っていました。
しかし、そんな生活も長くは続きませんでした。
物語は、神山智洋さん演じる水本公史郎が、清原果耶さん演じる小日向あゆみに告白をし、無事付き合うシーンから始まります。
公史郎との初デートにあゆみは心踊らせていました。
公史郎との待ち合わせ場所に向かうあゆみの元に一本の電話が入ります。
知らない番号からの着信に戸惑いながらも電話に出ると、その声の主は同じクラスの富田望生さん演じる海音然子でした。
あゆみとは正反対とも言える生活を送っており、太っていて顔も整っておらず、周りからは「ブス」と言われ続け、中学時代からいじめを受け続けています。
クラスメイトではあるが全くといっていいほど交流がない海音からの着信に心配になるあゆみ。
電話越しに海音がこう言いました。
「私、これから死ぬから」
その言葉を聞いて焦るあゆみ。
「何言ってるの、冗談でしょう」
と問い詰めますが、そんなことはお構いなく、あゆみに後ろを見てと言う海音。
後ろを振り返ると高いビルの屋上に座る海音の姿が見えました。
すぐに助けに行こうとするあゆみ。
「そこから私を見てて」
と海音は止めます。
ゆっくりと立ち上がり屋上の縁に立つ海音。
「そんなところにいたら本当に危ない」
とあゆみが声をかけた矢先、海音は屋上から飛び降ります。
それを見たショックからあゆみは気を失います。
次に目を覚ますと病院にいました。
咄嗟にそばにいた看護師さんに海音さんは無事なのかと聞くと、看護師さんは困った顔をして言いました。
「何言ってるの、海音さんはあなたでしょう」
看護師さんの後ろにあった鏡には、海音然子の姿が映っていました。
大丈夫ですかと入ってくる先生にすぐに飛びつくあゆみ。
「どうなっているんですか、私の体は?」
そういうあゆみに、海音さん落ち着いてくださいと声をかける先生。
「私、海音さんじゃありません」
と訴えるも、迎えに来た海音の母親にいい加減にしなさいと咎められます。
次の日、目を覚ましても状況は変わらず、学校に行く前に寄ったあゆみの家では、あゆみの母親に冷たくあしらわれます。
仕方なく学校へ行くと、公史郎からあゆみちゃんと呼ばれる人物がいました。
それは紛れもなく自分の姿でした。
あゆみの姿をした海音に、海音さんなんでしょと詰め寄るも、加賀に抑えられます。
海音の姿をして送る学校生活は授業中にぼーっとしているだけで先生から悪口を言われ、ペア活動も残ってしまい、いつもと同じ学校でもまるで知らない世界にいるようだったと感じます。
そんな時、一人で残って作業していたあゆみに公史郎が手伝うよと声をかけます。
あゆみは公史郎に、自分はあゆみなんだと訴えるもまたも冷たくされてしまいます。
耐えきれなくなったあゆみが屋上へ向かうとそこにあゆみの姿をした海音がやってきます。
やはり二人は入れ替わっていました。
二人でみんなに説明すればわかってもらえると言うあゆみに、
「そんなことするわけないじゃん」
と海音は言います。
「ずっと小日向さんになりたかった、今まで散々幸せな人生を送ってきたのだからちょっとは苦しみなよ」
そう言ってその場を立ち去る海音。
ドラマ・宇宙を駆けるよだかの感想
この物語のキャッチコピーは「愛されるべきは外見か中身か」
容姿、家庭環境によって人生は大きく左右します。
それが実感するドラマとなっております。
これから二人はどうなるのか、幼なじみの二人は気づいてくれるのか、ぜひご覧ください。