「あと数枚でカントー図鑑が埋まるのに、シークレットミッションの条件が『???』のままで不安…」
「ミュウを手に入れるためには、出現率の低いシークレットレア(★)も全部集めなきゃいけないの?」
そんなモヤモヤを抱えて、闇雲にパックを開封していませんか?
安心してください。実は、最強のシークレット報酬である「ミュウ(イマーシブカード)」を手に入れるために、無理な課金や神懸かった運は必要ありません。
結論から言えば、ミュウの入手条件は「カントー図鑑No.001〜150の登録」のみです。シークレットレアやイラスト違いを集める必要は一切ありません。
この記事では、ゲーム内では伏せられている隠しミッションの正体を全て明かし、記事の後半では、残り数枚の穴を「数学的に最も損せずに埋める」ためのポイント活用術を解説します。
賢くコンプリートして、憧れのミュウを確実にゲットしましょう。
そもそも「シークレットミッション」とは?隠し要素の正体
まずは、ゲーム内のミッション画面で「???」と表示されている隠し要素の全貌を明らかにしましょう。
『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』には、特定の条件を満たした瞬間にのみ出現し、報酬を受け取れる「シークレットミッション」がいくつか存在します。
現在判明している主要なシークレットミッションは以下の通りです。
ポケポケ・シークレットミッション一覧
| ミッション名(通称) | 達成条件 | 報酬 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| カントー図鑑完成 | 「最強の遺伝子」に収録されるNo.001〜150のポケモンを全て図鑑に登録する | ミュウ (イマーシブカード) |
★★★★☆ |
| 伝説のさらなる飛翔 | 「ファイヤー」「サンダー」「フリーザー」のイマーシブカード(★2)を全種類入手する | 限定エンブレム (伝説のさらなる飛翔) |
★★★★★ (修羅) |
| ジムリーダーコレクション | タケシやカスミなど、カントー地方のジムリーダーのカードを集める(詳細は変動あり) | ジムリーダーアイコン | ★★☆☆☆ |
多くのプレイヤーが目指しているのは、表の一番上にある「カントー図鑑完成」によるミュウの入手でしょう。
一方で、「伝説のさらなる飛翔」などのエンブレムミッションは、特定の高レアリティカード(★2イマーシブ)が必須となるため、ミュウ入手とは比較にならないほどの運と課金が必要になります。
ここでの重要な事実は、「ミュウの入手条件」と「エンブレムの入手条件」は全く別物であるということです。ミュウを目指す段階で、無理に★2のレアカードを追いかける必要はありません。
誤解だらけの「ミュウ」入手条件。★もexも実は不要?
「図鑑完成」と聞くと、「パックに入っている全てのカードを集めなければならない(フルコンプ)」と考えがちですが、これは大きな誤解です。
ここからは、システムの仕様を論理的に紐解き、あなたが感じる「高レアを集めなきゃ」というプレッシャーを取り除いていきます。
「図鑑登録」の定義を正しく理解する
ポケポケにおける図鑑登録の判定基準は、「その図鑑番号(No.)のカードを最低1枚持っているか」だけです。レアリティやイラストの違いは考慮されません。
ここで重要になるのが、「exカード」と「通常カード」の代替関係です。
例えば、図鑑No.003の「フシギバナ」を埋めたい場合、出現率の低い「フシギバナex(☆☆☆☆)」を持っていても、比較的出やすい「フシギバナ(通常版・レア度◆3)」を持っていても、どちらも同じ「No.003」として扱われます。
つまり、ミュウを入手するという目的に関して言えば、「exカード」と「通常カード」は等価であり、どちらか片方さえ手に入れば条件は満たされるのです。
同様に、図鑑番号を持たない「シークレットレア(★)」のカード群も、カントー図鑑(No.001〜150)の登録には一切関係がありません。
残り15枚から始める!最短・最安で図鑑を埋める「3つの鉄則」
条件が整理できたところで、ここからは実践編です。
カントー図鑑の残りが10枚〜20枚になった段階で、闇雲にパックを開封するのはやめましょう。確率論的に、未所持カードを引く確率は極端に下がっているからです。
ここからは、「パック開封ポイント」と「低レアカード(◆1〜2)」の最適なコストパフォーマンス関係を利用した、賢い穴埋め戦略を3つ伝授します。
鉄則1:パック開封ポイントは「低レアの穴埋め」に全投入せよ
パックを開封すると貯まる「パック開封ポイント」。これを「いつかリザードンex(500pt)と交換するために」と温存していませんか?
ミュウ入手を目指すなら、その戦略は今すぐ捨ててください。
数学的に見ると、パック開封ポイントは「低レアリティ(◆1〜◆2)」の未所持カードに使うのが最も効率的(最適解)です。
- exカード(500pt): 交換コストが重すぎる。
- 低レアカード(35pt〜70pt): 少ないコストで確実に「1枠」を埋められる。
特に、特定の◆1(コモン)カード一点狙いでパックを開け続けるのは、確率的に泥沼です。出にくい低レアこそ、安価なポイントでサクッと交換してしまうのが、リソース管理の正解です。
鉄則2:ゲットチャレンジは「未所持」が出た瞬間が勝負
「ゲットチャレンジ」は、スタミナを消費して他プレイヤーが引いたカードの一部を入手できるシステムです。
ここでも狙うべきはexではありません。「自分が持っていない◆1〜◆3のカード」がラインナップに並んだ時こそ、チャレンジパワー(アイテム)を使ってでも全力で取りに行ってください。
「ゲットチャレンジ」で入手したカードも、もちろん図鑑登録の対象としてカウントされます。
鉄則3:パック開封は「分散」させるな
残りの未所持カードが「ピカチュウパック」に偏っているなら、当然ピカチュウパックだけを引き続けるべきです。
しかし、もし残りのカードが各パックに散らばっている(例:ピカチュウに2枚、リザードンに1枚、ミュウツーに3枚)なら、「最も未所持数が多いパック」に一点集中してください。
「未所持が多いパック」を引くことで、何かしらの新規カードが出る確率(期待値)を高め、ポイントを温存することができます。
よくある質問(プロモカードや色違いの扱いは?)
最後に、シークレットミッションに関してよく寄せられる疑問を解消しておきましょう。
Q. プロモカード(ラプラスexなど)は図鑑コンプに必要ですか?
A. いいえ、必要ありません。
イベントなどで入手できるプロモカードは、通常のカントー図鑑(No.001〜150)とは別の枠で管理されています。ミュウ入手の条件に含まれるのは、あくまで拡張パック「最強の遺伝子」に収録されているカードのみです。
Q. 「ミュウex」と、報酬の「ミュウ」は別物ですか?
A. はい、完全に別物です。
「ミュウex」はミュウツーパックから排出される通常のexカードです。一方、シークレットミッション報酬の「ミュウ」は、イマーシブ仕様(イラストの中に飛び込むような演出付き)の特殊なカードであり、性能やワザも異なります。この報酬カードはパックからは排出されません。
Q. 隠しエンブレムのために「★2」を集めるのは現実的ですか?
A. 無課金・微課金では非常に困難です。
「伝説のさらなる飛翔」の達成に必要なファイヤー・サンダー・フリーザーの★2(イマーシブ)は、排出率が極めて低く、ポイント交換もできません(現時点)。これを狙うのは、図鑑が全て埋まり、リソースが余り余っている状態になってからで十分です。
まとめ:さあ、賢くミュウをゲットしよう!
ミュウを手に入れるための条件はシンプルです。
「レア度を無視して、No.001からNo.150までの番号を埋めること」。これだけです。
- exを持っていなくても、通常版があればOK。
- シークレットレア(★)は無視してOK。
- 貯まったポイントは、出にくい「低レア」の交換に使って穴を埋める。
この3つを意識するだけで、コンプリートまでの道のりはぐっと縮まります。
さあ、今すぐゲーム内の図鑑を開いて、「持っていないNo.」をリストアップしてみましょう。そして、ショップの交換所でそのカードが何ポイントで手に入るか確認してみてください。「なんだ、これならすぐいけるじゃん!」という発見が、あなたを待っているはずです。
