「対戦相手が使っているミュウ、どうやって手に入れるんだろう？」
「隠しミッションがあるらしいけど、具体的に何をすればいいの？」
通勤中の電車内で『ポケポケ（Pokémon Trading Card Game Pocket）』を開きながら、そんな疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。特に、昔ポケモンカードで遊んでいた復帰勢の方にとって、幻のポケモン「ミュウ」は特別な存在ですよね。
結論から申し上げます。ポケポケにおける隠しミッションの正体とは、特定の「図鑑コンプリート」や「収集数」によって解除される実績のことです。
そして、もしあなたが最短でミュウを手に入れたいと願うなら、一つだけ約束してください。
「貴重なパック開封ポイントを、リザードンexなどの高レアカードに使わないこと」。
多くのプレイヤーが陥るこの「ex交換の罠」を避け、数学的に正しいリソース管理を行えば、無課金・微課金であってもミュウへの道は確実に開けます。この記事では、感情論を排した「効率的な隠しミッション攻略ルート」を提示します。
ゲーム内には表示されない「隠しミッション」一覧と達成条件
まずは、ゲーム内のミッションリストには表示されない「隠し要素」の全貌を把握しましょう。
ユーザーの皆様が最も気にされている「ミュウ」以外にも、特定の条件を満たすことで入手できる「シークレットエンブレム」や「アイコン」が存在します。
これらはすべて、「図鑑の登録状況」が達成のトリガー（条件）となっています。
ポケポケ隠しミッション（シークレットミッション）一覧
| 隠しミッション報酬 | 達成条件 | 備考 |
|---|---|---|
| ミュウ (イマーシブカード) | カントー図鑑 (No.001〜150) をコンプリートする | ミュウツーexなどの「exカード」である必要はなく、通常版でも達成可能。 |
| シークレットエンブレム A | 図鑑にカードを「226種類」登録する | 拡張パック「最強の遺伝子」の全カード種数に相当。 |
| フシギバナ アイコン | フシギバナをゲットする | 進化前のフシギダネ、フシギソウ入手時は解放されない。 |
| リザードン アイコン | リザードンをゲットする | – |
| カメックス アイコン | カメックスをゲットする | – |
ここで重要なのは、ミュウ獲得の条件である「カントー図鑑コンプリート」において、カードのレアリティは問われないという点です。
例えば、No.006の「リザードン」を埋める場合、入手困難な「リザードンex」である必要はありません。レアリティの低い通常の「リザードン」さえ手に入れば、図鑑のNo.006は埋まったとみなされます。
つまり、ミュウ（Mew）とカントー図鑑（Kanto Pokedex）の関係性において、高レアリティカードの収集は必須条件ではないのです。この事実が、後のポイント戦略の根幹となります。
【最重要】ミュウへの近道は「35ptのコモン」！数学的に正しいポイント戦略
ここからが本題です。
多くのプレイヤーは、パック開封ポイントが500pt貯まると、すぐに欲しかった「exカード」と交換してしまいます。しかし、図鑑コンプリートを目指す場合、ポイントをexカードに使うのは数学的に見て悪手です。
なぜなら、パック開封ポイント（Pack Points）の交換レートにおいて、低レアリティであるコモンカード（Common Cards）のコストパフォーマンスが圧倒的に高いからです。
| 選択肢 | 消費ポイント | 獲得カード | 図鑑進捗 |
|---|---|---|---|
| 多くの人の選択 | 500pt | exカード 1枚 | +1 |
| 効率的な選択 | 500pt | コモンカード 14枚（35pt × 14） | +14 |
| 結論 | 図鑑を埋めるなら「質」より「量」！コモン交換が最短ルート | ||
図鑑コンプリートの最大の障壁（ボトルネック）になるのは、実は出現率の低いexカードではありません。「特定のパックにしか入っていない、狙っていないコモンカード」です。
exカードは「ゲットチャレンジ」で出現すれば誰もが取りに行きますし、目立つので記憶に残ります。しかし、地味なコモンカードは注目されず、交換の優先度も下げられがちです。
結果として、「リザードンexは持っているのに、キャタピーを持っていないから図鑑が埋まらない」という事態が頻発します。
だからこそ、パック開封ポイントは「どうしても出ない最後のコモンカード（♦1）」を35ptで確実に埋めるために温存すべきなのです。
「ゲットチャレンジ」と「パック開封」の効率的な使い分け
ポイント戦略を理解したところで、次は日々のルーティンである「パック開封」と「ゲットチャレンジ（Wonder Pick）」の最適化について解説します。
1. パック開封は「3種類」を均等に回す
拡張パック「最強の遺伝子」は、ピカチュウ、リザードン、ミュウツーの3種類のパックに分かれています。
カントー地方のポケモンは、これら3つのパックに分散して収録されています。 特定のパックだけを引き続けても、他のパック限定のポケモン（特にコモン・アンコモン）は一生手に入りません。
まずは3つのパックをまんべんなく開封し、各パックのコモンカードを埋めていくのが基本戦略です。
2. ゲットチャレンジは「低レア」を狙う逆張り戦略
ここでも多くのプレイヤーは、exカードが出現しているチャレンジに殺到します。しかし、ゲットチャレンジ（Wonder Pick）とexカード（ex Cards）は補完関係にありますが、競争率も運の要素も高すぎます。
図鑑コンプを目指すあなたが狙うべきは、「自分が持っていないコモンカード（♦1）が含まれているチャレンジ」です。
- 消費スタミナが少ない: ♦1ならスタミナ1で挑戦できます。
- 確率が高い: 5枚中1枚が当たりなら20%ですが、低レアのみのチャレンジなら「未所持カード」を引ける確率は高まります。
誰もが見向きもしない「キャタピー」や「ビードル」のチャレンジこそが、実はミュウへの特急券なのです。
よくある質問（FAQ）
最後に、隠しミッション攻略に関してよく寄せられる質問に、データに基づき回答します。
Q. イマーシブカード（高レア）もコンプ条件に含まれますか？
A. いいえ、含まれません。
カントー図鑑のコンプリート条件は、あくまで「No.001〜150のポケモンを登録すること」です。例えば、ピカチュウのイマーシブカードを持っていなくても、通常のピカチュウを持っていれば条件は満たされます。安心してください。
Q. リセマラで最初からミュウを狙うことはできますか？
A. 事実上、不可能です。
ミュウ獲得には150種類のカードを集める必要があり、これはリセマラ（初期配布パック）だけで達成できる数ではありません。リセマラで特定のexカードを狙うよりも、早くゲームを開始して毎日の無料パック開封数を稼ぐ方が、結果的にミュウへの到達は早くなります。
まとめ：感情を捨てて「コモン」を埋めよう
ここまで、隠しミッションの全貌と効率的な攻略法について解説してきました。
- 隠しミッションの正体: カントー図鑑No.150までのコンプリート。
- 最大の戦略: 500ptのex交換を我慢し、35ptのコモン交換にリソースを集中する。
- 日々の行動: パックは分散して引き、ゲットチャレンジでは地味な未所持カードを狙う。
「せっかくポイントが貯まったんだから、強いリザードンexが欲しい」
その気持ちは痛いほど分かります。しかし、その感情をグッと堪えて「35ptのコモン」を交換した時、あなたは確実にミュウへと近づいています。
今すぐアプリを開き、図鑑の「未登録」部分をチェックしてみてください。そして、持っていない「♦1」のカードをリストアップし、ポイント交換を検討しましょう。その地味な一歩が、幻のポケモンとの出会いに繋がっています。
[参考文献リスト]
本記事のデータや攻略情報は、以下の信頼できる情報源を参照・検証した上で作成しています。
- 【ポケポケ】隠しミッション一覧と報酬【ポケモンカードアプリ】 – GameWith
- 【ポケポケ】カントー図鑑の所持率チェッカー – GameWith
- 【ポケポケ】攻略Wiki｜ポケモンTCGポケット – AppMedia
