「子供に『ポケポケ』のデータを連携して!と頼まれたけど、何度やってもエラーが出る」
「みまもり設定を変えても、ニンテンドーアカウントでログインできない……」
お子様のデータを守るために連携設定をしようとしたのに、謎のエラーに阻まれて困っていませんか?
実はこれ、あなたの設定ミスではありません。『ポケポケ』のアプリ自体の仕様が原因なんです。
結論から申し上げます。
子供用のニンテンドーアカウント(子どもアカウント)では、このアプリと連携することはできません。
「えっ、じゃあどうすればいいの?」と不安になったお母さん、大丈夫です。
ニンテンドーアカウント以外にも、安全にデータを守る方法はあります。
この記事では、なぜエラーが出るのかという理由と、子供のデータを守るために親御さんが今すぐ切り替えるべき「Google連携」という解決策を、専門用語を使わずに分かりやすく解説します。
結論:いくら設定を変えても無理。「子どもアカウント」は連携不可
まず、一番大切なことをお伝えします。
今、あなたが一生懸命「みまもり設定」を解除したり、パスワードを確認したりしているその努力は、残念ながら報われません。
なぜなら、『ポケポケ』というアプリ自体が、「ニンテンドーアカウントの子どもアカウント(13歳未満)」との連携機能を持っていないからです。
これはSwitchのゲームとは違う、スマホアプリ特有のルールです。
親のアカウントでどれだけ制限を解除しても、システム側で「あ、これは子供用のアカウントですね。じゃあ連携はダメです」と門前払いされてしまうのです。
ですので、エラー画面を見て「私のやり方が悪いのかな?」と自分を責める必要は全くありません。
「この道は行き止まりだったんだ」と割り切って、すぐに別の道(解決策)へ進みましょう。
設定と格闘するのは終わり!今すぐ「Google連携」に切り替えよう
では、どうすればお子様のデータを守れるのでしょうか?
答えはシンプルです。ニンテンドーアカウントへのこだわりを捨てて、「Googleアカウント」(iPhoneの方は「Apple Account」でもOK)を使って連携しましょう。
「えっ、子供なのにGoogleアカウントを使ってもいいの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
Androidのスマホやタブレットを使っているなら、すでに端末にGoogleアカウントが設定されているはずです。それを使えば、数回タップするだけで連携は完了します。
具体的な手順(Google連携の場合):
- 『ポケポケ』のアプリを開き、メニューから「アカウント連携」を選びます。
- 連携先の選択肢で、「Googleでサインイン」を選びます(ニンテンドーは選びません)。
- 画面に「〇〇(お子様のアカウント名)として続行」と出るので、それを選びます。
- 完了です!
これだけです。
今までエラー画面と格闘していた時間が嘘のように、あっさりと連携できるはずです。
「親のアカウント」を使ってもいいの?(よくある質問)
ここで、よくある疑問にお答えします。
Q. 子供用のGoogleアカウントを持っていない場合は?
A. 親御さんのGoogleアカウントで連携しても問題ありません。
ゲームのデータ連携用として一時的に親のアカウントを借りる形になります。ただし、もし将来お子様が自分のスマホを持った時にデータを引き継ぐのが少し面倒になる(親のアカウント情報を教える必要がある)ので、できればお子様用のGoogleアカウント(ファミリーリンクで管理されたもの)を作成するのがベストです。
Q. Apple Account(Game Center)でもいいの?
A. はい、iPhoneやiPadならそれが一番楽です。
iOS端末であれば、Apple Accountでの連携も選択肢に出ます。これもニンテンドーアカウントのような「子ども不可」の制限にかかりにくいので、スムーズに連携できます。
Q. 連携しないと遊べないの?
A. 遊べますが、データが消えたら戻りません。
連携しなくてもゲームはできますが、もしアプリを間違って消したり、タブレットが壊れたりした場合、データは完全に消えてしまいます。お子様が一生懸命集めたカードを守るためにも、何かしらの連携は必ずしておきましょう。
注意!連携しても「みまもり設定」は解除しないで
最後に一つだけ注意点です。
今回、連携のためにニンテンドーアカウントの「みまもり設定」をいじってしまった方は、必ず元の設定に戻しておいてください。
『ポケポケ』の連携にニンテンドーアカウントは使いませんが、Switchなどで遊ぶ際の制限(プレイ時間や課金制限)は、引き続きニンテンドーアカウントの「みまもり設定」が守ってくれます。
「連携できないから」といって制限を全部オフにしたままだと、お子様がSwitchで遊びすぎてしまう原因になります。
今回の件と、Switchのみまもり設定は「無関係」です。
安心して、適切な制限をかけ直してくださいね。
まとめ :回り道こそが最短ルート。安心をプレゼントしよう
お疲れ様でした。
「ニンテンドーアカウントじゃなきゃダメ」という思い込みを捨てれば、解決策はすぐそこにありました。
- 子ども用のニンテンドーアカウントは諦める。
- Googleアカウント(またはApple)でサクッと連携する。
この2つを実行するだけで、お子様のデータは守られます。
エラー画面との戦いはもう終わりです。連携を完了させて、「もう大丈夫だよ、安心して遊んでいいよ」と、お子様に笑顔でタブレットを渡してあげてください。
[参考文献リスト]
- ポケモンカードゲーム Pocket サポート: アカウント連携について
- ニンテンドーアカウント サポート: 子どもアカウントの制限について
